ゴヤ展eガイドブック - 日本で現在開催されている絵画展の公式ガイドブックiPadアプリにパノラマVRコンテンツが
現在、国立西洋美術館で開催されている、スペインの宮廷画家フランシスコ・デ・ゴヤ氏の本格的回顧展「プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影」の公式ガイドブックiPadアプリがリリースされていました。
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■ ゴヤ展eガイドブック - The Yomiuri Shimbun
iTunes AppStore 教育 800円
この手のアプリとして非常に有名なのは、アマナイメージングが提供する世界の有名な美術館のヴァーチャルツアーアプリですね。現在、4カ所の美術館がiPhone/iPadアプリとしてそれぞれ提供されています。(iPhone用とiPad用で価格が違うのは、その解像度の差です)

□ 世界美術館#1 ルーヴル美術館
□ 世界美術館#1 ルーヴル美術館 HD

□ アマナイメージズ 世界美術館#3 ウフィツィ美術館
□ アマナイメージズ 世界美術館#3 ウフィツィ美術館 HD

□ アマナイメージズ 世界美術館#5 プラド美術館
□ アマナイメージズ 世界美術館#5 プラド美術館 HD

□ Caravaggiomania
□ Caravaggiomania HD
そして今回リリースされるのは、上記のプラド美術館の所蔵の中でも目玉画家の呼び声高いスペインの至宝、ゴヤの大回顧展が国内で開催されるに当たり、プラド美術館の全面協力のもとで開発されたアプリのようです。
そして、アマナイメージズの美術館アプリと同様、本アプリにも水平360°のみの円筒パノラマVRコンテンツ(確かに天井とか床とかはどうでもイイし、変に上下にフラつくと、どこを見てるのか分からなくなるので、一般向けには真っ当な"引き算"だと思います)による展覧会場ヴァーチャルツアーページが、アプリの最後の方に用意されています。

ページの名前の「ぐるりと展示室」ってのは正直どうかと思いますが、中身は程よい加減で作られています。本コンテンツは若干のズームイン/アウト機能がピンチ動作で実行できますが、実はアマナイメージズの美術館アプリ群のヴァーチャルツアーはズーム機能が付いてないので、臨場感に乏しかったのが正直な感想でしたが、そのを旨くカバーしてくれています。但し、あまり接近すると会場に行く必要が無くなってしまいますし、かといって寄らないと臨場感が全く無く、お寒いコンテンツになってしまいますが、政治がらみも含めて考えてみてもちょうど良い着地点のズーム加減なんじゃないかなと思います。
展覧会アーカイブとしてのパノラマVRは、今後ますます需要が増えてくるマーケットになるんじゃないかと、ボク自身は考えています。このような大型展覧会もそうですが、立体作家やインスタレーション系の"その瞬間にしか存在しない"アート作品にとっては、空間と時間のアーカイブとなる複数のパノラマVRムービーを使った疑似ウォークスルーによるヴァーチャルツアーコンテンツは、非常に有意義ではないでしょうか?ボク自身最近は、多くの現代美術家や建築家からの撮影依頼が多く、特に超高解像度での撮影の引き合いもあり、彼らの「残したい」気持ちに応えられるだけの技術を日々研鑽している今日この頃です。
未だ実現してはいませんが、これらのアーカイブコンテンツの個々のiOSアプリというのも、出来るだけ手に届く範囲で出来ないか、現在開発中です。
ローカルメディアとしての空間&時間アーカイブが出来るだけ気軽に発注できるようなフローが、同時多発的に発生してくれると、業界全体が発展して、面白くなるのになぁ。
このブログを読んで下さっているクリエイターの皆さんにも、是非期待しています!
12/10(土) 18:00〜20:00 アップルストア銀座で、オフラインセミナーイベントを開催します。
入場無料・予約不要・入退場自由のお気楽イベントです。皆様のお越しをお待ちしております。

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