PTGui/PTGuiPro 9.1beta1 リリース
パノラマ合成(スティッチ)ソフトの世界標準とも言えるソフト「PTGui」及びその高機能版「PTGuiPro」の新しいマイナーバージョンアップ「9.1」のベータリリースが、去る8月2日に行われていました。
ベータバージョンの開発ログは、下記URLで逐次更新されていきます。ボクももちろん、これからこのページを追って行く日々を暫く過ごすことになります。
![]()
■ Beta versions - PTGui
http://www.ptgui.com/beta.html
"マイナー"バージョンアップというたった「0.1」あがっただけですが、その機能拡張は、とんでもなく大きいです。
で、ココできっちりと和訳しようと思うんですが、なんだか日本語にしにくい単語が目白押しで、ボクの拙い英語力では、もしかしたら非常に分かりづらいかもしれません。誰かフォローお願いします(いや、ホンマに、助けて下さいね)。
- 新機能:「グリッドに並べる」が追加されました。モーターマウントなどを使用して正確に撮影されたギガピクセルパノラマ用データなどは、晴天の全くコントロールポイント(以下、CP)が取れないところなどもあるので、逆に正確に縦横に整列させる方がキレイに繋がります。
- パノラマ合成の最適化(Optimize)の際に「CPを使用しない」単独位置の使用が可能になりました。これも上記と同様、モーターマウント時の晴天のようなところで便利ですね。即ち、グリッド配置と一緒に使うと威力を発揮します。
- 魚眼レンズでのCPの配置精度が向上しました。
- 最適化のデフォルトを「Medium」から「Heavy + Lens Shift」に変更しました。
- CP編集画面で「Shift+ドラッグ」で複数のCPを選択することが出来るようになりました。選択したCPは、デリートキーで一斉削除することも可能になりました。
- CP編集画面で「Shift+ドラッグ」によって選択したエリアで右クリックすると「Generate Control Points Here」と出て、そのエリア内のみでCPの自動生成が可能になりました。
- CP編集画面では、新しいマウスカーソル"ゴースト"が採用されています。CP編集画面とパノラマエディタやディテールビューワーなどとでマウスカーソルを相対させることが可能になっています。
- パノラマエディタやディテールビューワーに、画像の通し番号が入れられるようになりました。
- パノラマエディタやディテールビューワー上で右クリックを表示させるとマスク編集やCP編集ページを直接開くことが出来ます。
- パノラマ作成画面「Create Panorama」の下部、Advancedモードに「Remove Excluded Images」が追加されています。パノラマに使用していない(チェックを外している)画像を予め削除して合成するので、速度が上がるのではないでしょうか?
- パノラマ作成画面「Create Panorama」のブレンド精度「Feather」にスライダーが追加されていて、ブレンドのシャープ/ソフトを制御することが可能になっています。以前まではこの中間で作成していたようです。
- PowerPCのMacは、このバージョンからサポート外になりました。
あとは、マスク画面が2カラムになっていたり、読み込み速度やプレビューも含め、全体のパフォーマンスがなんだかじんわり速くなっているような気がします。
特に「ディテールビューワー」が使える速度になっているのにビックリです。前は遅すぎて使い物にならなかっただけに、今回にきてようやくといったところでしょうか。
PTGuiのベータ版はこれから機能が追加されたり、その逆に削除されたりすることもあるので、これが正式版ではないことを肝に銘じておいて下さい。
また、現時点でも様々なバグリポートが寄せられていて、さすがに安定動作は保証されていないようです。
しかし、右クリックの多用や、モーターマウント対応など、しっかりと次世代を見つめた作りになっていますので、今後のバグフィックスも含めてバージョンアップに期待したいところです。
トラックバック(0)
トラックバックURL:


コメントする