ノーパララックスポイント(≒ノーダルポイント)の見つけ方(2011年版)

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最近このブログのビューワー数も以前のピーク時に少しずつ戻りつつありますが、未だに検索キーワードとして頻繁に引っかかるのが「ノーダルポイント」という言葉。
いよいよ、パノラマ制作に興味がわいて、実際に機材を購入して始めようとする人が多くなってる証拠!だとボクは勝手に思ってて嬉しくなっているんですが、やっぱりこの時点で正しておいた方が良いんですよね?(誰に言ってる?<ヲレ)

ノーダルポイントという言葉、実は正確には間違っています。まぁ、厳密に言わなきゃ通じるので、これでも合ってるちゃぁ合ってるので問題ないんですが、正確な言葉で言うと「ノーパララックスポイント(No Parallax Point)」と呼びます。
(謂れは「No-parallax point - PanoTools.org Wiki(英語)」参照のこと)

ここでは長ったらしいので「NPP」と略しますね。で、このNPPですが、何かというと、簡単に言ってしまうと「レンズの焦点中心」のこと。
パノラマ撮影用の回転マウントは水平と垂直の2方向に回転しますが、この回転軸にレンズのNPPを合わせるようにしてカメラを装着すると、撮った写真をパノラマ合成する時に、非常にスムーズに繋がってくれるのです(ソフト内での計算が非常に楽!になります)。

今でこそスティッチソフトの性能がとっても優秀になってくれたお陰で、ちょっとぐらい(かなり?)NPPがズレていてもキレイにスティッチしてくれますが、それでもキッチリとNPPを合わせた撮影データはひと味違います。

そこで、ボクも最近はパノラマ撮影講習を頻繁にいろんなところで行っているのですが、そこで話の中心になる「NPPの見つけ方」をご紹介したいと思います。

とは言え、実はこのブログで随分昔にご紹介してるんですよね。

□ QTVR Diary : 2006/01/05 : ノーダルポイントの見つけ方

この時にご紹介した「panoguide: Panoramic heads」や「OUTLINE Graphic Designers - La Grille / The grid」は、今でも充分通用する方法です。

でも、これって文章や写真じゃぁ、本当に伝わりにくいんですよねぇ。
というワケで、ココはひとつ、映像に頼ることにします。今の時代、YouTubeには色んな映像が載ってまして、その中に、NPPの調整法もありました。英語で喋ってるんですが、それを差し引いても何をしようとしてるのか分かるので、大丈夫だと思いますよ!

補足説明の日本語解説は、こちら。

ね。
最初にレンズを真下(になるようにカメラもきっちり水準器使って装着して下さいね)に向けて水平回転の中心にレンズの中心を合わせ、そこから垂直回転アームに沿ってNPPが見つかるまでカメラを前後させましょう。すると、"おおよそ"のポイントは分かります。あとはレンズのどの位置が垂直回転の中心にあるのかを覚えておきましょう。レンズにはたいてゴールドや赤のリングがあったりするので、それを目印にその「リングの手前○ミリ」とかね。

このビデオでは2本のポールを使ってましたが、要は前後に見える2本の縦軸の"何か"を、マウントを回転させてもピッタリ合うように見える位置に調整することが大事なんです。
なので"誰か"さんは、「ドア」でやってましたね。このネタ、意外と好評なので、どこかでまたビデオを回してチュートリアルでも作ってみようと思います(笑)


さらにココから少し進化をして、実際の数値を"見える化"したものを発表しているサイトもあります。
タンザニア在住の Hugh Anderson 氏のサイトの古いコンテンツですが、古くから有名な Michel Thoby 氏のレーザーポインターを使った測定方法を使っての実際の測定結果を発表しています。


Nodal Point
http://www.hugha.co.uk/NodalPoint/Index.htm

非常に正確な情報を得られることが出来るので、日本でも何人かこのような数値割り出しをされてる方も居ました。

で、ボク自身の経験では...とってもアバウトです。厳密には合わせてません。勿論、最初に±2mmぐらいの誤差のデータは取ってありますが、よくカメラをクイックリリースプレート&マウントごと外すので、しょっちゅう再調整してます。
要は、最初に"ある程度"の情報を調べてレンズに印を付けておけば、後からアバウトに付けても大丈夫ってところでしょうか。
±数ミリという誤差(さすがに5mm以上はヤバいと思いますが)は、スティッチソフトの許容範囲かなとも思います。

その辺は、スティッチソフトの熟練度にも依りますので、これから始める方は、出来る限り厳密に割り出して、クイックリリースマウントを出来る限りパノラママウントから外さないようにすることを心掛けるのが大切かと思います。

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スケールを使って測定したデータをExcelで近似してNPPを求める方法もあります。

NPP(ノー・パララックス・ポイント)の求め方
http://sfo540ia.seesaa.net/article/157922357.html

また円周魚眼等では画角(入射角?)によってNPPが変動する事も知られていてLeast-Parallax Point (LPP) と呼ぶ事もあるようですね。

NPPの位置変動について
http://sfo540ia.seesaa.net/article/158008842.html

以上、ご参考まで。

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