Japan - Pano-Journalism - 東日本大震災の惨状をパノラマVRで世界に発信

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今日4月1日はエイプリルフール。
普段の世の中なら、やれ嘘だとかやれジョークだとか浮かれ気分に花が咲いてる頃でしょうが、さすがに今年はそんな気分にはなれませんねぇ。なのでウチもエイプリルフールは自粛の方向でよろしうに。
でも、花見はやるよ、やりますとも!だって、四季は移ろい、花はいつもと同じように咲くんやもん!

さて、先日よりこのブログでも告知しておりましたが、去る3月22日(火)から今週月曜日28日(月)までの1週間、岩手沿岸一帯の被災地のパノラマ撮影に行って参りました。
このツアーですが、オファーは日本国内ではなく海外からです。
今回この災害に当たっては、海外2カ所からのオファーがあったのですが、ボク自身が京都という非常に遠い場所に居て、しかも自家用車を持っていない、とってもフットワークの重い輩だということもあり、報道系の即時性が求められるオファーに関しては結局ナシになってしまいました(産經新聞のパノラマを使ったという話を聞いています)。

そこで残ったのが、Jeffrey Martin氏率いる「360cities」です。
Jeff自ら連絡をくれて、東北地方でパノラマ撮影できる人間は居ないか探してくれないか、という話が最初だったのですが、元より東北でパノラマ撮影できる人はボク自身が知る限りでもほんの数人で、その方達とも簡単に連絡が取れない状況であったこともあって、どうしようも無いよ、という返事をしたのですが、そしたら次の手段として「お前は行けないのか?どうやったら現地に行ける?お金で解決できるものなのか?」などと聞いてくるではありませんか?もうこの時点で、ボクに行け!って言ってます(苦笑)

ボク自身は、直後には行ってないにしても阪神淡路大震災を経験しているので、今回の大震災も人ごととは思えず、自分に何が出来るのか、本当にウズウズしてました。そして移動経費や交通手段、そして食料や身の安全の確保、そして機材ボリュームなど、あらゆる行動を想定して算出した金額をざっくりと提示したら、とりあえず、すぐにでも行ってくれ!ってことに。

でも、ちょっと待てよ、と。ヲイラ、嫁はん居てるし(笑
とりあえず、その夜、嫁はんを数時間かけて、泣かれまくられながらも何とか説得し、翌日から実際に動き出しました。これが3月16日のことです。
一番最初にしなければならないのは、飛行機を確保すること。大阪伊丹空港からいわて花巻空港までの定期便が臨時増発も込みで運行が開始していたので、それを速攻で予約しました。
さらに現地での移動は、2009年の「QTVR Diary -OFFLINE- in TOKYO #2」に来られていた盛岡在住のパノラマ仲間が、自分の仕事の土木関係の撮影も兼ねてぜひ同行させて欲しいと願い出て下さり、持っている車がディーゼルのランクルという災害時に強い移動手段ということで、重ね重ね有り難かったです。さらにガソリン不足の中にあって軽油と灯油は"比較的"容易に入手できるということもあり、何とか盛岡ー宮古間を数往復分(毎日はさすがに無理でしたので、1日おきの車中泊でしたが)を確保して下さいました。

その結果、岩手県で最も被害の大きかった陸前高田から宮古市の少し北の方までほぼ100km近いエリアの撮影を、5日間に渡って敢行することが出来ました。


そしてその成果が、本日ご紹介する震災復興チャリティーサイト「Japan - Pano-Journalism」です。


Japan - Pano-Journalism
http://japan.pano-journalism.com/

このサイトについての解説にもありますが(英語ですけど)、とにかく、この震災で起こった出来事を出来るだけ速やかに写しておきたい/残しておきたい、という衝動が二人の共通認識で、そのエネルギーをどう持って行けば良いのか、本当に議論しました。お互い英語が母国語では無いので、お互いがGoogle翻訳を使いながら(まさかJeffも使っているとは思いませんでした!)Skypeを使って延々数時間もテキストチャットで計画を練りました。

今回ボクは撮影に行っただけです。
Jeffの、資金を集める力、GoogleEarthとの協業、他のパノラマ関連企業との連携など、多くの行動力なしでは今回のプロジェクトは成し得ませんでした。本当に素晴らしい体験をさせていただきました。心からJeffに感謝したいと思います。

ちなみに、現時点では50近い作品が上がっていますが、まだ半数以上をこの数日の間にアップ予定です。
その中には、街がまるまるひとつ壊滅した陸前高田市を6mポールで撮影した作品もあります。
ボク自身が感じたスケール感と、圧倒的な虚無感の、ほんの数パーセントでも共有していただけたら幸いです。
もう暫くお待ち下さい。

なお、被災地のパノラマ一覧は、360citiesのボクのアカウントでもご覧頂くことが出来ます。
こちらもぜひ訪れてみて下さい。


'@author akila_ninomiya' on 360cities.net
http://www.360cities.net/search/@author-akila_ninomiya

また、このキャプションに日本語を入れてありますが、英語版がありません。
なので世界中に知らしめる為に、翻訳ボランティアをして頂ける方を募っています。
パノラマ関連情報交換フォーラムサイト「パノラマニア, フォーラム」に、専用トピックを設けています。
どのページの日本語文に対する英訳かを明記して下さい。
ご協力の程、よろしくお願い致します。

Panoramania, FORUM - トピック - 「Japan - Pano-Journalism」記載のボクの日本語キャプションの英訳をお願いします
http://panoramania.jp/forum/viewtopic.php?f=20&t=23


本プロジェクトは、以下のパノラマ系企業から多くの支援をいただき運営されています。
このブログでもお馴染みの、誰もが一度は目にし、一度は使ったことがあるところばかりだと思います。
今一度、訪れてみて下さい。

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