【CP+2011】SONY スイングパノラマ/bloggie Touch
「CP+2011」のレポート続編です。お次はこれまたパノラマ屋におなじみのソニーさんのブースから。
今年はαシリーズの中級機透明モックが注目を浴びすぎていて、パノラマ屋はとっても肩身が狭い思いを強いられていました。何とブースは裏の端。何ともちょっとねぇ...(でも、ニッチ業界なので、仕方ないといえばそれまでですが)
というワケで、ウチのブログぐらいキッチリと紹介してあげましょう!
まず最初は、スイングパノラマ機構について。
昨年の驚愕は、SONYがサイバーショットに搭載されていたスイングパノラマ機構をαシリーズにも搭載し、さらに「3Dスイングパノラマ」と称して3Dコンテンツ化に成功したことでしょう。3DTVを各社発売していましたが、家庭で3Dコンテンツを作成するのは高額機器が必要で、それが普及の妨げともなっているという評論家も居るほどです。そしてそれは、あながち間違ってないようにボクも思っています。
今ではソニーの現行機種の全てにスイングパノラマ機構が搭載され、誰でも簡単にパノラマ撮影と3D写真撮影が出来るのところに、ソニーが業界を引っ張ろうとする意気込みを感じます。
そのスイングパノラマですが、角度そのものは未だに360°を撮れないものの、今度は「パノラマHDモード」という10,480×4,290pxもの超高解像度撮影が可能になり、これにより鮮明な印刷が出来る事になりました。
その印刷ですが、長尺ということもあって、家庭用プリンターでは中々難しいですよね。そこで、SONYは既に「refocus[+]」というサイトでプリントサービスの案内をしていますが、その中に"あなたの街でスイングパノラマ注文♪"と表して、全国で展開するパノラマ写真プリントサービスの店舗情報の紹介を始めるようです。
今回のソニーのスイングパノラマのブースでは、この「パノラマHDモード」で撮ったスイングパノラマ写真をその場でプリントしてくれるデモを行っていました。実際にボクも撮ってもらい、作業プロセスを見せていただきました。
HDモードの撮影は、さすが解像度が大きいせいか、従来のスイングパノラマのようなリアルタイム感は無く、数秒(でも5〜10秒ぐらいですが)の待ち時間はありますが、それでもこの高解像度は魅力です。プリントも数分で仕上がります。とってもとっても気軽にプリントしたくなります。
...が、まだ価格はそこまでこなれてないようです。まぁ、サービス版10数枚分の大きさ(長さ?)がありますから、それは仕方ないでしょうね。
店舗によっても変わる様ですが、中サイズで840円、大サイズで1680円程度ということです。
そして忘れてはなりません、ソニーのもう一つのパノラマ機材。
ちょうど1年前にこのブログで大々的に特集した「bloggie」が、装いも新たにフルリニューアル。前回でダメ出ししたところがしっかりとフォローされていて、キッチリと正統進化を遂げていました。
□ モバイルHDスナップカメラ "Bloggie"(ブロギー) | ソニー
何も問題が無ければ、新しい「bloggie」は、あと2週間足らず2月25日に発売が予定されています。
MotionVRコンテンツが撮れる「bloggie Touch(KHS-TS20K)」と、3Dが撮れる「bloggie 3D(MHS-FS3)」の2機種が同時発表されていますが、ココでは「bloggie Touch」にフォーカスを当ててみようと思います。
前バージョンで悲しかった点といえば、
- 画角が狭い
- 720pしか撮れない
- ソフトにMac版が無い
- ストリーミング配信に対応してない
が、大きく挙げられたところでしょう。
それが何と、4つのうち、上3つが大幅に解消されています。
まず(1)。
画角が大きく広がりました。
俯角が恐らく20°ぐらいまで広がったんじゃないかなと思います。
そして仰角は60°ぐらいまで上がったんじゃないかなぁ?
テーブルの上に置く様な、被写体に近い場合でも、十分なほどの画角です。これを進化と言わずして何を進化と言いましょう!
そして画角が広がった分、ディテールの描画力が損なわれては何もなりません。
そう、解像度が上がりました。今回はしっかり1080p撮影が出来るようになっています。この辺は苦労したんじゃないでしょうか?筐体とレンズの接合部分での苦労が伺えるところですね。
ちなみにレンズはケース入りになりました(前回はキンチャク袋でしたね)。そしてケースの下部をbloggieに差し込むと、スタンドに早変わり!こうすることで、bloggieを立てて使えるので、俯角がアップした今回の360ビデオレンズの性能をフルに活用することが出来ます。...なるほどねぇ(笑)
また嬉しいことに、ソフトウェアにMac版が加わりました。しかもソフトウェアも一新し、より使いやすくなっているようです(こちらのデモはありませんでした)。
残念なことに、ストリーミング配信には未だ対応してないようです。この辺はいろいろなしがらみなのか、それとも技術的(特にUSBまわり?)な問題なのか、分かりませんが、昨今のビデオストリーミングの流行を追っていくと、ソニーも追随するのかなぁと思ったんですがねぇ?どうなんでしょ?
細かいところでは、USBコネクタが側面から底面に移り、より筐体に差し込みやすくなったことも挙げておきましょうか。
bloggieの進化は、まだまだ続くんじゃないかなと思います。
昨年はついに購入しなかったbloggieですが、今回はかなり欲しいです!
(正直、デザインは去年の方が、"オトコの子"的にカッコイイなと思いますが)
ソニーのパノラマ技術の進化は、今後も注目していきたいと思います。
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