パノラマ系iOSアプリ全リスト(その10:その他、実験的なアプリ)

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このシリーズもいよいよ最後になりました。
今日は、今までご紹介したカテゴリーに収まらない、実験的なパノラマVR系アプリをご紹介します。また、パノラマじゃないけど、それに似通ったアプリもありますので、一緒にココに入れさせてもらいました。実験的なアプリは基本的に無料なものが多いですね。

  1. special:非常に興味深いスペシャルなアプリ。
  2. tool:パノラマに関する計算や撮影補助を行うアプリ。
  3. viewer:自作パノラマ画像の閲覧アプリ。
  4. camera, stitcher & converter:パノラマ合成を主機能にしたアプリ。
  5. portal:パノラマVRコンテンツのポータルサイトを表示するアプリ。
  6. trip:観光地を巡るパノラマVRコンテンツを載せたアプリ。
  7. facility/hotel/restaurant:施設を紹介するパノラマVRコンテンツを載せたアプリ。
  8. portfolio:自作のパノラマVRコンテンツを紹介しているアプリ。
  9. objectvr:ObjectVRコンテンツに関するアプリ。
  10. other & not, but:その他、実験的なアプリ。


● other & not, but:その他、実験的なアプリ。



[iPhone/iPad] 波のパノラマ ¥0-
横長のパノラマ写真をタップすると水紋と音が現れる、というただそれだけのアプリです。水紋は3Dで変形させているので、上下端に白い背景が見えるのがかなり興醒めなんよなぁ。もう少し"詰めて"欲しかったです。


[iPhone] Immersive ¥0-
iPhoneの傾きによって、パノラマVRコンテンツの視野が変わるという実験的アプリ。写真はプリセットから選択できます。


[iPhone] iGPUTrace ¥0-
360x180°全方位写真をパノラマ空間化して、そこに3DCGの鏡面球を置き、その3DCGのレイトレーシングレンダリングをリアルタイムに行う、実験的アプリ。


[iPhone] Gyro Pano ¥350-
iPhoneを傾けることで、超横長の写真(というか、屏風というかお軸というか...)をスクロールさせる実験的なアプリ。なぜか有料です。しかもチョッピリ高いです。


[iPhone] iDesktopVR ¥0-
さて、実験的なアプリの最後を飾るのは、Wiiリモコンでヘッドトラッキングを実現したことでVR界で途端に有名になり、その後何してるのかと思ったら、マイクロソフトXbox「Kinect」の開発者になっていたという、とんでもなくビックリした順調出世マン、Johnny Chung Lee 氏の実験アプリ。例のヘッドトラッキングのデモ映像(YouTubeはこちら)をそのままiPhone内で実現しています。背景に実写を用いてるところが、独自開発といったところでしょうか。
Johnny Chung Lee 氏は今度はGoogleに移籍するそうですよ。でも、また"トンデモ"なものを"発明"してくれることでしょう!期待したいです(笑)
<参考> WiiリモコンハッカーからKinect 開発者のJohnny Chung Lee氏、Googleに移籍


[iPad] Panograph ¥800-
ココからはカテゴリー外のアプリを幾つかご紹介します。まず最初は、VRではなくパノラマ写真、それも100年近く前の写真を非常に高精細に見せるアプリです。収録枚数は59枚。全てモノクロです。スライドショー機能も無ければオートスクロール機能もなく、何とも不親切な感が無きにしも非ずですが、それでも貴重な写真がこうしてデジタルデバイスで気軽に見られるのは、有り難いものです。
この中の収録作品の1枚、このブログでQTVR化したことがありましたね!
<参照> QTVR Diary : 2007/04/22 : 87年前のパノラマ写真をQTVRに


[iPhone/iPad] WalkAbout3d Mobile ¥0-
3DCGで構築された空間(しかもアナグリフ3Dをソフト側でサポート!)を構築できるPC用アプリケーション「WalkAbout3d」のデモアプリ。実際のウォークスルーをiOSでバイスで軽快に実装できるのは大きく、またそのPC版制作ツールも気軽に買える値段です。モデリングはGoogleSketchUpからインポートできるので、かなり敷居は低いです。


[iPhone] 3D Gallery ¥115-
[iPhone] 3D Gallery Lite ¥0-
アプリ内のギャラリー空間内に、カメラロールから写真を入れ替えて、自分だけの仮想フォトギャラリーを構築できるアプリ。3つの部屋にウォークスルーで進んでいけるこの臨場感と、簡単に差し替えられる気軽さは、なかなかのものですよ。


[iPhone] Animals 360 ¥0-
[iPhone] Dinosaurs 360 ¥0-
[iPhone] Instruments 360 ¥0-
[iPhone] Vehicles 360 ¥0-
無料の教育系アプリの中で、パノラマが活用されているのは、この一連のシリーズだけのようです。動物/恐竜/楽器/車両の4種類がリリースされていて、それぞれのカテゴリーに属する生物や物体の音と絵を組み合わせて表示させています。このクイズやパズルは面白いんですが、なぜかパノラマの必然性が理解できませんでした(苦笑)


[iPhone] ©ompass360° (augmented reality) ¥115-
VRと並び称され、昨今はこちらの方が勢いがあるんじゃないかなと思われる技術に「AR(Augument Reality)」があります。"拡張現実"とも称されるこの技術は、実際には何も無い空間に、別の情報源から特定の情報を読み込んで紐付けることで、その空間に新たな意味を定義するものです。このアプリは、iPhoneで映し出されたカメラ画面の方角と傾きをグリッドと文字情報で示します。タダのコンパスアプリとちゃうの?って言われそうですが、実際に見えてる場所がどの方角にあるのか、を知らしめているワケですから、れっきとしたARアプリだと言えるでしょう。


[iPhone] Panoramascope_ Augmented Reality ¥700-
[iPhone] Topo Maps ¥900-
そして方角系ARで有効なのは、地図情報、特に山の名前なんかが簡単に思いつくのではないでしょうか?既に地図は座標情報としてデータベース化されているので、それを実際の場所から見てどれくらにあるのかを調べれば、すぐに答えは出てきます。以前このブログでご紹介した「Panoramascope」が更なる進化を遂げて再登場し、ARアプリになっていました。データベースの量が半端なく、非常に高精細に表示されるので、山の稜線をトレースして実際の山名と照らし合わせるのに十分です。残念なことに、日本語に対応してないので、表示も日本語名じゃないです。この辺のバージョンアップがあれば、もっと売れるんじゃないかなぁ。TopoMapsはPanoramascopeと組み合わせて使うアプリですが、北米だけしか対応してないので、日本じゃ意味ないかな。


[iPhone] Peak.ar ¥0-
山岳名ARアプリといえば、日本ではこちらの方が有名ですね。無料ですし、何より山岳名が日本語表記されますので、とっても分かりやすいです。但し稜線などは出ませんし、参照しているデータベースの質も高く無く、表示されない山も多いと聞きます。その辺が無料たる所以なのでしょうか?


[iPhone] セカイカメラ ¥0-
[iPad] セカイカメラ for iPad ¥0-
そして空間タグ系ARアプリの代表作といえば、日本が誇るセカイカメラでしょう。正直、ココまで世界的な流行になるとは思いませんでした...。ところで皆さん、セカイカメラ、使ってます?実はボク自身は殆ど使ってません。セカイカメラはコミュニティ系アプリと言って良いと思いますが、その割には他人との距離が非常に遠く、興味をそそる話題(タグやシャウト)に出会う確率が非常に低いのが難点なんじゃないかなと思っていて、そういう意味では、人が集まるイベントのゲームに使うには、面白いアプリなんじゃないかなぁと思います...実際、企業のプロモーション活動での利用も、そんな感じですしね。


[iPhone] Fisheye for Free ¥0-
パノラマといえば魚眼!...なんて単純な発想で挙げておきました。品質低いのは無料なので、許してあげて。


[iPhone/iPad] OsiriX ¥2,300-
最後に専門的な分野から2つ。医療系といえば、CTやMRIで撮った断面映像をオブジェクト3D化することが半ば通例となっていて、それら医療現場で使われる画像の標準フォーマット「DICOM」のMac用オープンソースソフトウェア「OsiriX」のiPhoneアプリがコレです。Mac版OsiriXでは、QTVRObjectによる3Dオブジェクトシミュレーションが出来たようですが、iPhone版ではどのような表示になってるのでしょうか?余りに専門性が強すぎるので、ボクには手が出せません。誰かレビューお願いします。もうじきiPad版もリリースされるようですね。


[iPhone/iPad] iPanoramic ¥230
こちらは、歯科医でよく見られるパノラマレントゲン写真のブラウザアプリです。実際の表示は、上記のOsiriXと同じ様なものでしょうか?こちらも当然、買うつもりもありませんが...。

ふぅ...。
やっと終わりましたよ。簡単なレビューでしたが、如何でしたか?AppBankみたいに1アプリずつやってたら、それだけで1日終わってしまいそう。しかもニッチで売れないアプリばっかりなので、アフィリエイトも絶対に儲からないものばかり!というとっても寂しい結果が目に見えてたので、こうしてまとめてご紹介しました。
こうしてみると、パノラマアプリもいろんなバリエーションが出てきましたねぇ。特にこの半年は、商業利用が本格的になってきているような気がします。ボクが関わっているCHABiOなどは最たるものですが、Oakleyやamanaといった大手がコンテンツやプロモーションにパノラマVRコンテンツを効果的に使ってきているのを見ると、今後もどんどん活躍の場が増えてきそうな気がします。

そして、この2週間の間にも、ボクが探しきれてなかったものや、新たにリリースされたアプリがありました。
それを次回ご紹介して、この特集を一旦〆たいと思います。

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