パノラマ系iOSアプリ全リスト(その8:ポートフォリオ系)

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  1. special:非常に興味深いスペシャルなアプリ。
  2. tool:パノラマに関する計算や撮影補助を行うアプリ。
  3. viewer:自作パノラマ画像の閲覧アプリ。
  4. camera, stitcher & converter:パノラマ合成を主機能にしたアプリ。
  5. portal:パノラマVRコンテンツのポータルサイトを表示するアプリ。
  6. trip:観光地を巡るパノラマVRコンテンツを載せたアプリ。
  7. facility/hotel/restaurant:施設を紹介するパノラマVRコンテンツを載せたアプリ。
  8. portfolio:自作のパノラマVRコンテンツを紹介しているアプリ。
  9. objectvr:ObjectVRコンテンツに関するアプリ。
  10. other & not, but:その他、実験的なアプリ。

本日は、世界中の様々なパノラマクリエイターやプロダクションがリリースしている、自慢の作品を閲覧できるポートフォリオのアプリをご紹介します。
このカテゴリーでは、"見本"としての無料アプリと、"作品集"としての有料アプリがありますが、どちらも写真そのものの品質が非常に高く、その上でUIが凝っていたり、アプリエンジンそのものに様々な趣向が凝らされてるのが特徴でしょう。


● viewer:自作パノラマ画像の閲覧アプリ。



[iPhone] 360 Viewer ¥0-
AppStoreが開設されて以来、もっとも早くパノラマVRコンテンツアプリをリリースしたのが、ドイツの360WESTINDIES社というプロダクションです。アプリをご覧の方、このUIってどこかで見たことありませんか?そう、ダウンロード型ブラウザアプリ「CubeWorld」をプレイヤーエンジンに使用しています。但しこの後、CubeWorldエンジンを使ったアプリが出てこないところを見ると、個人的な繋がりでの利用だったのでしょうか?


[iPhone/iPad] Tour Wrist ¥0-
ポータル系に入れようか本当に悩んだんですが、こっちに入れました。世界中のありとあらゆる場所で撮影された高品質のパノラマVRコンテンツを、iOSで閲覧する無料アプリ。そのコンテンツの数、今日時点でなんと16773点。とんでもない膨大な量を誇ります。これらをジャイロセンサーと内蔵コンパスを使って、デバイス(iPhone/iPad/iPod Touch)を傾けたり方角に向けたりすることで、画面内と同じ場所に立っているかのような視野を得ることが出来ます。iPhoneがヘッドマウントディスプレイだったら、それこそとんでもない没入感でしょう。これを興した「SPARK LABS」社は、これをポータル化して有料投稿の収入をビジネスモデルとして考えてるようです。さぁ、うまくいきますでしょうか。


[iPhone/iPad] Panofolio ¥0-
フランスのマルチメディアプロダクション「Regards」社のパノラマVRコンテンツのポートフォリオアプリ...というより、"ウチで扱ってますよ!"アプリですね。中身は、エンターテイメント系のパノラマVRコンテンツを数多く制作している「360ouest」の作品です。PangaeVRでも自身で360Ouestのリストで同じコンテンツを見ることが出来ますが、こちらは全く別のUIなので、また違った見方ができます。...そう、パノラマVRコンテンツは、操作感が違うだけで、得られる雰囲気が全く違うのが面白いですよね。その区別を見るだけでも、このアプリを見る価値はあると思います。


[iPhone/iPad] Wide Panorama Player ¥0-
ボクが知る限り、世界で一番鮮明なパノラマVRコンテンツを制作しているのが、このフランスのプロダクション「Wide Production」社でしょう。作品を見れば一目瞭然、その品質はため息が出る程美しいものばかり。車の中のパノラマは、ラグジュアリ感が素晴らしく、オペラ座では3Dサウンドも聴くことが出来ます(要ヘッドホン)。コンテンツ内のホットスポットをタップすることでテキスト情報が表示されるなど、必要な情報もぬかりなく押さえられていて、本当に信用たるアプリとなっています。...が、残念なことがヒトツ。自動回転の速度、かなり速いんですよねぇ。放っておくと勝手に回りだすんですが、目が回りそうです。コレだけは、何とかならないモノかなぁ?


[iPad] Damotori Wide ¥0-
コレは、VRコンテンツではなく、パノラマ写真のポートフォリオアプリです。ハッセルブラッドのパノラマカメラ「XPan」で撮られた作品が計494枚おさめられています。写真集アプリとしての最低限を備えつつ、無駄の無い非常に端正な作りをしています。傍らに置いてふとした時に眺められる良質のスライドショーアプリだと思います。


[iPhone] Japan-o-ramic 3D Panoramic Viewer Free ¥0-
モバイルデバイス用アプリケーション開発プロダクション「Panoptisoft」がリリースしているポートフォリオアプリです。パノラマVRプレイヤーエンジンは、商用AR/パノラマVRライブラリ「3DAR iPhone SDK」を使用しています。このライブラリのサンプルアプリの体ですね。ちなみに、このアプリのコンテンツは、このブログでも何度も登場している東京在住のパノラマクリエイターheiwa4126さんのコンテンツです。その品質の高さは言うまでも無いですね(笑


[iPad] John Shephard Panoramas ¥115-
米ワシントン州在住の写真家ジョン・シェパード氏のポートフォリオアプリ。壁紙への使用が出来るほか、Facebookへのリンクも可能です。また限定版オリジナルプリントの販売もオフィシャルサイトで行っているらしく、各写真からそのサイトへのリンクが貼られていて、購入することが可能になっています。まさにポートフォリオアプリのお見本のようなアプリです。残念乍ら、スライドショー機能が無いのが寂しい限り。それさえあれば、必要十分なのになぁ。


[iPad] Beautiful Panoramas ¥230-
16枚の高精細な360x180°全方位パノラマVRコンテンツがオフラインで見られるiPad専用アプリ。コンテンツは著名な英ロンドン在住の非常に著名なパノラマ写真家Will Pearson氏。最近ではギガピクセルパノラマを多くリリースしていることで有名ですよね。そんな彼の素晴らしい作品群をアプリ化した「Elastic Image Software」のDouglass Turner氏はその昔、AppleのQuickTimeVRの開発チームのメンバーだった人です。パノラマVRの随々まで知り尽くしている人達が作るとこうなりますよ!っていうお見本として語って良いアプリでしょう。


[iPhone] Threesixty ¥0-
ドイツのマルチメディア専門の広告代理店「Werbeagentur Threesixty」のポートフォリオアプリ。日本語訳すると「360広告代理店」ですから、そのまんま!ですね(笑)VRプレイヤーエンジンは、WebKit中で動いているkrpanoです。こういう芸当も、アプリ内で出来るんですよねぇ。


[iPhone] vCathedrals ¥0-
そしてこちらは、iOSゲーム開発ツール「UNITY」で開発された、パノラマVRコンテンツポートフォリオ。制作者はTimothy Allen Jones氏。どうやら敬虔なクリスチャンのようで、他に作られているアプリも全てクリスチャンの為のもののようです。なので、自分に開発力が無くてもアプリを制作できるのでは、という視点で選んだのがUnity3Dのようですが、その観点が非常に素晴らしいと思います。AppStoreの初期に作られたアプリです。このブログでも紹介したことがありましたね。


[iPhone] Pocket Worlds ¥230-
そして最後は、かなり実験的なアプリです。「Panoscopic Journal」というワンショットミラーで撮影した全方位パノラマVRコンテンツを使ったメディアアートを展開するMIT出身の現代美術家Luc Courchesne氏がリリースする、自身のコンテンツをiPhoneで展開する作品アプリです。ジャイロセンサーとコンパスを使って非常に面白い映像体験が出来ます。これのMotionVR版があれば面白いのになぁ...と思えば、実際のアートプロジェクトで人が入れるお椀型プロジェクタで実際にインスタレーションを行っているようです。見たいなぁ。日本でも展覧会を頻繁に行っているようなので、ボクも今後も続けて注目していきたいと思います。


いやぁ、お腹いっぱいなほど、凝ったものが多かったですねぇ。特に実験的な作品が、今まで以上に多かったとちゃいますかね〜。
今後のiOSアプリの表現の幅を拡げる、パノラマVRの活用の在り方を見たような気がします。

さて、ご紹介してきたアプリも、残りわずかとなってきました。
もう少しだけお付き合いくださいね。
明日もお楽しみに!

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