今回は、PTGuiで出力した画像を修正する"後加工"について、お話します。
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■ Photo stitching software 360 degree Panorama image software - PTGui
http://www.ptgui.com/
PTGuiで合成した写真は、複数枚の写真を並べて合成しているので、時としてつなぎ目に合成痕が残ることがあります。
特に被写体に動きのあるもの(草木、動物、車、自転車、通行人など)に対しては、自動で合成すると途中で切れてしまうような写真になってしまいます。
そこでPTGuiでは、合成した写真を加工可能なファイルフォーマットで保存し、後加工で修正することが出来ます。
その一連の流れをご紹介しましょう。
まず、加工できるフォーマットに出力する必要が有ります。
大切なのは、合成する全ての写真が変形した状態でその場所に位置を決めたままレイヤー化してしまうことです。
入力した写真が8枚なら、8つのレイヤーと1つの合成したパノラマ画像の計9つのレイヤーで構成されたPhotoshopファイルが作成されます。
「Create Panorama パノラマ生成」ページの出力設定「Layer レイヤー」で、「Blended and layers 合成した1枚と個別変形した画像レイヤーの両方」を選ぶと、上記条件のファイルを出力することが出来ます。
さて実際にどんな画像になるのか、見てみましょう。
サンプルは、VR Podcastの昨夏の祇園祭の山鉾の内部を撮ったものです。
実際のパノラマムービーは、こんな感じです。
■【祇園祭'07】菊水鉾内部:VR Podcast
http://pencil-jp.net/vrpodcast/archives/data/20070714/fullscreen.html
(下記のスクリーンショットは、クリックすると拡大します)
まずは元データを開いてみましょう。VR Podcastのパノラマは、底面はバッヂを貼るので撮っていません。
なので水平6枚+天面1枚の計7枚の写真を使ってスティッチしています。
これを、PTGuiで「Blended and layers 合成した1枚と個別変形した画像レイヤーの両方」保存した画像を、Photoshopで開いてみました。

赤く囲った部分が、隣り合う写真の重なる部分です。うまく繋がってくれていないのが分かります。

そこで、全てのレイヤーを可視(画面左側の瞳アイコンを表示させる)にします。この時は全てのレイヤーにマスクがかかっています(全面を塗り潰したマスクチャンネルがある)ので、画面上には未だ表示されません。
まずは着物の女性を修正するために、「レイヤー」画面のサムネールを見て修正したい場所のレイヤーをクリックして選択し、さらに「チャンネル」画面のマスク
チャンネルをクリックして選択して下さい。
消しゴムツールを選択し、右クリックでブラシの大きさや調子(ブラシの硬軟)などを決め、マスクを消していきます。余り消しすぎるとせっかくブレンドして消えていた境目が現れたり、隣の画像の絵が見えてしまうので、気をつけてください。
消去のコツは、最初大きめの消しゴムツールでやや大きめに消しておいて、ブラシツールを選択してブラシの大きさを小さめにして調子もやや柔らかくして、残したい対象物のエッジぎりぎりまで書き込むと、奇麗に収まると思います。

画面全体を確認するには、「チャンネル」画面のマスクチャンネルの可視/不可視(瞳アイコン)をクリックすることで知ることが出来ます。

最終的には、レイヤーを全て「画像を統合」して、8bitに諧調を下げ、TIFFデータに保存します。
これを「CubicConverter」や「Pano2VR」などのQTVRコンバーターソフトに持って行って修正します。
さぁ、これで18回が終わりましたが、当初のメニューと後半はかなり変わりましたね。
しかもPTGuiProの機能が出来なかったし...(泣
というワケで、PTGuiProの特化機能「視点補正」「露出補正」「HDRI」は、後日このブログでもアップするつもりではいますが、先行して本日の『QTVR DIiary-OFFLINE-』でお話することにします。
あと数時間で始まります。お時間が有り余ってる関西の方、良かったらお気軽にお越し下さい。
...親睦会も、お待ちしてますよ!
2008年6月14日(土)15:00〜17:00 参加無料のイベントです。お気軽にお越し下さい!
親睦会の参加申込もこちらからどうぞ

Panorama ¥1,200- ★★★ |
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PanoLabo free ★★★★★ |
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TripStitch ¥1,200- ★ |
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18回もの連載本当にお疲れ様でした。
さぞ大変だったとお察しいたします。
完結をお祝いしてブログで紹介させていただきました。
これからも素晴らしいブログ運営をされることをお祈りしております。
PTGuiの"大河"チュートリアル和訳、大変お疲れさまでした。
こちらの連載を読んで、PTGui正規ユーザーになる決心をいたしました!早速活用しております!分からない部分もおかげさまでクリアできました。
また、そんなお忙しい最中に別エントリーでレスもいただき、誠にありがとうございました。そちらの件がアップされるのを楽しみにしております。(笑)
>Orcaさん江
御ブログでのご紹介、ありがとうございました。
アクセスの多い御ブログから、多数のリンクがこちらにありました。
こうした皆さんのご支援は、本当に有難いです。
心から感謝申し上げます。
Orcaさんのブログも、実は以前よりRSSでチェックしております。まさか自分のブログが載るとは思いもしませんでしたヨ。
今後とも、どうぞよろしうに!(笑
>deluxe.さん江
PTGuiの他言語サポートが望めない今にあって、パノラマ業界の世界標準のスティッチソフトとも言える「PTGui」のチュートリアル和訳は、自分自身にとっても非常に有意義でした。
日本のパノラマ屋さんに対して、自信を持ってお届けできるコンテンツを提供できたという達成感があります。やっと“アルファブロガー”になったのかな、という気分です(笑
Roundshotに関しては、今、よしみカメラさんの所有のD3が本国に修理(ファームのアップかな?)に出ているらしく、バージョンアップして帰ってくるのが楽しみなんだそうですよ。そのフレッシュなレポートもお届けできたらと思います。その際に、今までの質問をぶつけてみたいと思ってもいます。時間はかかるかもしれませんので、気長にお待ちくださいませ(笑