PTGuiチュートリアル和訳 [16] : テンプレートの作り方・使い方

今回は、常に同じカメラ/レンズのセッティングで撮影したデータを利用する時に便利な、テンプレートの作り方・使い方についてお話します。

PTGui
Photo stitching software 360 degree Panorama image software - PTGui
http://www.ptgui.com/


たいていの方は、パノラマ撮影に利用するカメラ/レンズ/回転マウントのセットは決まってると思います。
そして撮影法(角度、枚数、など)も決めて撮っているのではないでしょうか?

そこでPTGuiでは、いつも同じ撮影状況で撮ったデータの設定情報をプロジェクトとして保存し、いつでもそれを呼び出すことで、いつも使う多くの共通パラメータを一気に読み込むことが出来ます。そしてこのプロジェクトファイルを「テンプレート」と"みなす"のです。
そう、テンプレートとは「ユーザーが自由に作ることが出来る、基準情報が入ったプロジェクトファイル」と考えることが出来ます。


例を挙げて話を進めましょう。

ボク自身のテンプレートファイルは、レンズ毎に持っています。

  • PTGui_template_Peleng8mm_1-6shots.pts
  • PTGui_template_SIGMA8mm_4shots.pts
  • PTGui_template_SIGMA8mm_1-6shots.pts
  • PTGui_template_SIGMA10mm_1-6shots.pts
  • PTGui_template_SIGMA15mm_1-8-8shots.pts
  • PTGui_template_Peleng8mm_1-6-1shots.pts
  • PTGui_template_SIGMA8mm_1-6-1shots.pts
  • PTGui_template_SIGMA10mm_1-6-1shots.pts
  • PTGui_template_SIGMA15mm_1-8-8-1shots.pts
  • PTGui_template_SIGMA8mm_1-6-1shots_forHDRI.pts
  • PTGui_template_SIGMA10mm_1-6-1shots_forHDRI.pts
  • PTGui_template_SIGMA15mm_1-8-8-1shots_forHDRI.pts

これらはどうやって、作っているのでしょうか?
まず、レンズ/カメラ/撮影条件を記憶しておいて、撮影した画像データをPTGuiに読み込みます。
「Advanced 詳細モード」に画面を切り替え、下記の項目を先にそれぞれ入力します。

■Lens Setting レンズデータの設定
レンズの焦点距離、レンズの種類、イメージセンサー(CCD)の大きさを先に入力しておきます。

■Panorama Settings 出力パノラマ設定
殆どが360°全方位パノラマ撮影なので「Equirectangular」を選択して、「360」×「180」を先に入力しておきます。

■Crop 画像の切り抜き
円周魚眼レンズでの撮影の場合、切り抜き位置も決めておきます。

■Image Parameters 画像調整数値テーブル
Yaw 水平角/Pitch 垂直角/Roll 回転角は、撮影条件が決まっていれば、角度入力は先にしておける筈です。

■Create Panorama パノラマ生成
Width/Heigth 横幅/高さ、File Format ファイルフォーマット、Layers レイヤー、Stitch using 使用する結合プログラム、Blend using 使用する合成プログラム、Interpolator 補完、Output resolution 出力解像度を、先に入力しておきます。

上記の情報は、カメラ/レンズ/回転マウントが決まっていて、撮影方法を確立すると、自ずと決まってくるパラメーターばかりです。
この状態でプロジェクトを保存し、ファイル名に「template_○○○.pts」などと名付けると、様になるのではないでしょうか?
レンズデータなどを一緒にプロジェクト名に記入しておくと、分かりやすいと思います。

さて、そのテンプレートを使って、PTGuiを操作してみようと思います。

  1. PTGuiを起動する
  2. 写真を入力する
  3. メニューバー「File > Apply Template > Choose Template...」を選択し、テンプレートを読み込む
  4. メニューバー「Control Points > Generate Control Points」を実行する
  5. メニューバー「Control Points > Delete Worst Control Points」
  6. タブ「Optimizer」を実行する
  7. メニューバー「Tools > Control Point Table」で編集する
  8. [6][7]を繰り返す
  9. メニューバー「Tools > Panoranoa Editor」で写真のアングルを修正する
  10. タブ「Create Panorama」で保存先を決めて実行する


また、レンズ/カメラ/回転マウントのセッティング精度が非常に高く、一度も分解せずに使用することが出来るならば、おもいきってコントロールポイントを設置して、最適化まで行ったものをテンプレートとして保存すれば、

  1. PTGuiを起動する
  2. 写真を入力する
  3. テンプレートを読み込む
  4. 「Panoranoa Editor」で修正する
  5. 「Create Panorama」で保存先を決めて実行する
まで省略できるかもしれません。ま、これはあくまで"理想論"ですね。

作業の効率を図る上で、テンプレートの活用は不可欠です。
ぜひ、使いこなしてみてください。



2008年6月14日(土)15:00〜17:00 参加無料のイベントです。お気軽にお越し下さい!
親睦会の参加申込もこちらからどうぞ

QTVR Diary 〜OFFLINE〜 vol.4

アイコンをクリックして、iPhoneで使えるパノラマアプリを体感しよう!
Panorama
Panorama
¥1,200-
★★★
Pano
Pano
¥350-
★★★
PanoLabo
PanoLabo
free
★★★★★
PanoLabo Pro
PanoLabo Pro
¥600-
★★★★
TripStitch
TripStitch
¥1,200-
PangeaVR
PangeaVR
free
★★★★★
PangeaVR Pro
PangeaVR Pro
¥2,300-
★★★★★
Cube World
Cube World
free
★★★★

このページをdel.icio.usに追加する このページをGoogleBookmark に追加 このページをBlogPeople Instant Bookmarkに登録 このページをTechnoratiに追加 Digg This Story このページをはてなブックマークする Add Yahoo Myweb このページをRedditへ追加 このページをニフティクリップに追加 このページをLivedoor クリップに追加 このページをFC2ブックマークに追加 このページををBuzzurlに追加

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: PTGuiチュートリアル和訳 [16] : テンプレートの作り方・使い方

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://pencil-jp.net/mt/mt-tb.cgi/545

コメントする