今回は最終的なパノラマ出力を設定する「Create Panorama パノラマ生成」画面について、お話します。
誤訳などがありましたらコメントでご指摘ください。ご協力、お願い申し上げます。
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■ Photo stitching software 360 degree Panorama image software - PTGui
http://www.ptgui.com/
「Create Panorama パノラマ生成」画面では、最終的に出力されるパノラマ画像の設定を行い、パノラマ画像を生成します。また複数のプロジェクトを一気に実行するバッチ処理プログラムにプロジェクトを渡す機能もあります。
「Project Assistant プロジェクトアシスタント」画面の「Simple 簡易モード」及び「Advanced 詳細モード」の区別により、この画面でも違いがあります。
まず「Simple 簡易モード」から見てみましょう。
The stitcher will now build the panorama for you. PTGui can create a layered panorama (where each source image is converted into separate layer in the output file), or blend the result into a single image.
PTGuiは1つのパノラマ画像の中に、レイヤー化されたパノラマ(それぞれの画像が個別にレイヤー化されている)または合成したパノラマを生成します。
Width 横幅:[ ]pixels □Link width and height 横幅と高さをリンクさせる
Height 高さ:[ ]pixels 【Set optimum size... 適正値をセットする】
Set the width and height to a predefined value, or to the maximum size.
プリセット値または最大値を入力する
Maximum size 最大値を自動入力
For print (4 megapixels) 印刷向け(4メガピクセル)
For web (0.5 megapixels) ウェブサイト向け(0.5メガピクセル)
File format 出力ファイルフォーマット:【Settings: セッティング】

JPEG (.jpg)
JPEG Options JPEG保存オプション

Quality 画質:[ ]
□Progressive encoding プログレッシブJPEGにする
TIFF (.tif)
TIFF Options TIFF保存オプション

Bit depth:16bit/8bit 諧調:16ビット/8ビット
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Compression:None/Packbits/LZW 圧縮プログラム:無し/パックビッツ圧縮/LZW:

Alpha channel アルファチャンネル:

Normal (associated) 通常(連動)
Unassociated 未連動
Separate 分割
No alpha channel アルファチャンネルを含まない
Photoshop (.psd)
PSD Options フォトショップ形式保存オプション

Bit depth:16bit/8bit 諧調:16ビット/8ビット
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Compression:None/Packbits 圧縮プログラム:無し/パックビッツ圧縮:
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Compatibility: 互換性
8bit/None : All Photoshop versions 全てのフォトショップで読込可能
16bit/None : Photoshop CS and later CS以降で読込可能
8bit/Packbits : Photosohp 6, 7, CS and later 6、7、CS以降で読込可能
16bit/Packbits : Photoshop CS2 and later CS2以降で読込可能
Photoshop large (.psb)
PSB Options 大容量フォトショップ形式保存オプション

Bit depth:16bit/8bit 諧調:16ビット/8ビット
![]()
Compression:None/Packbits 圧縮プログラム:無し/パックビッツ圧縮:
![]()
Compatibility: 互換性
8bit/None : Photoshop CS and later CS以降で読込可能
16bit/None : Photoshop CS and later CS以降で読込可能
8bit/Packbits : Photosohp CS and later CS以降で読込可能
16bit/Packbits : Photoshop CS2 and later CS2以降で読込可能
Quicktime VR (.mov)
QTVR Options QTVRオプション

(クリックすると拡大します)
Initial window size: [ ]x[ ]pixels 初期ムービー画面サイズ
Cube face size: [ ]pixels □Automatic キューブ面の大きさ
Quality: [ ]% 画質
| Initial 初期値: | Minimum 最大値: | Maximum 最小値 | |
| Pan 水平位置: | 0° | -180° | 180° |
| Tilt 垂直位置: | 0° | -90° | 90° |
| Field of View 視野角: | 90° | 10° | 120° |
Layers レイヤー:
Layered output: create separete files (or a single file with separate layers) for each image in the project.
レイヤー出力:プロジェクトで用いた画像で作ったレイヤーを分けるか、一つにまとめるか

Blended panorama only 合成して1枚にしたパノラマのみ生成
Individual layers only 個別に変形してレイヤー化して1枚のパノラマに仕立てたもののみ生成
Blended and layers 合成した1枚と個別変形した画像レイヤーの両方
Output file 出力ファイル:[ ] Choose an output file 出力ファイルを選ぶ【Browse... 保存先】【View... 保存したファイルを見る】
View the stitched panorama in another appliction by dragging this icon into the application. このアイコンを、別のアプリケーションのアイコンにドラッグすると、保存したパノラマファイルを、他のアプリケーションで見ることが出来る。
未だ保存されていなければ、下記のようなダイアログが出て来て、先に保存するように促します。

(クリックすると拡大します)
出力ファイルが存在しません。先にパノラマを作ってください。
【Create Panorama パノラマを出力する】【Send to Batch Stitcher】 自動処理プログラムにデータを送る
次いで「Advanced 詳細モード」を見てみましょう。「Simple 簡易モード」画面の下に新しいメニューが登場します。
Advanced詳細モード
Include images 出力に使用する画像:
Stitch using 使用する結合プログラム:

PTGui PTGuiを使用する
PTGui (but warp using Panorama Tools) PTGuiを使用する(変形プログラムはPanoramaToolsを使用)
Panorama Tools (PTStitcher / Nona / PTMender) PanoramaTools(PTStitcher / Nona / PTMender)を使用する
【Restore defaults 初期値に戻す】
Restore all parameters in the Advanced section to the default values
詳細モードの全てのデータを初期値に戻す
よほど特別な用途が無い限り、PTGuiのスティッチツールで十分でしょう。また超巨大パノラマの生成はPTGuiのみ対応しています。
またPanoramaToolsを利用するときは、出力ファイルフォーマットはTIFFのみが出力可能です。
Blend using 使用する合成プログラム:

PTGui PTGuiを使用する
Enblend plugin Enblendプラグインを使用する
Smartblend plugin Smartblendプラグインを使用する(Windowsのみ使用可)
□Use fast transform 高速変換プログラムを利用する
高速化の代償として画像変形に若干のズレが生じますが、おそらく気にならない程度だと思われます。チェックして損は有りません。
Interpolator 補完:
Algorithm used to calculate 'virtual' pixels inbetween other pixels
画像縮小時の画素補完処理に使用するアルゴリズム

Default 初期設定
Bicubic softer バイキュービック法(滑らか)
Bicubic normal バイキュービック法(ノーマル)
Bicubic sharper バイキュービック法(シャープ)
Lanczos Lanczos法
初期設定では、PTGuiではバイキュービック法(ノーマル)が、PanoramaToolsではpoly3法が使われます。
より鮮明でキレイな仕上がりを望む方には「Lanczos法」が用意されてますが、書き出し速度は若干遅くなります。
Output resolution 出力解像度: [ ] ppi 1インチ辺りのピクセル数(pixel per inch)
初期値は300ppiになっていますが、この解像度は印刷用ですね。簡易モードの出力は72ppiです。
さて、ココで実際に出力する時には、どれを選べば良いのか、シチュエーション別に考えてみることにしましょう。
1)被写体の中に、何も動くものが無い時
建物の室内撮影など、撮影条件が非常に安定していて、撮影機材も被写体も全く動かない場合は、機材のセッティングの精度がある程度高ければ、コントロールポイントの設置や最適化の結果が非常に優秀で、そのまま編集しないで直接本データに出力することが可能です。
従って、いきなりQTVR出力というのも手ですし、16ビットTIFF(パックビッツ圧縮)で出力して、パノラマムービー変換ソフトに持って行くのも手ですね。
何にせよ、修正の必要がないのは工程数の省略化に大きく寄与しますので、こういう状況下ではできるだけ精度の高い撮影を心がけたいものです。
2)動きのある被写体を撮っている時
動きのある被写体も含めたパノラマ撮影の場合、隣り合う写真の合成時の重なりに、どうしても動体がブレてしまったり切れてしまうことが多々有ります。出来るだけ結合変形をしっかりさせて、ブレンドせずに重なりの片方を採用する編集方法だと、ブレたり切れたりした動体の編集が可能になります。
この場合、10000×5000px程度までならノーマルなフォトショップ形式(.psd)で、合成して1枚のパノラマにしてベースレイヤーにしたものに加え各画像を変形させて各々をレイヤー化したものを混ぜた「Blended and layers」形式の保存状態にすれば、あとはフォトショップで修正するだけです。レイヤーマスクのオン/オフによる操作と、ブラシ/消しゴムツールを使った編集方法で、重なり部分の修正が可能になります。
ちなみに、ボクのパノラマ撮影基本セットでの出力設定は以下の通りです。
■基本撮影セット
「Canon EOS Kiss DIGITAL N + SIGMA8mmF/4 + NodalNinja SPH-2」
- Width : 6000px
- Height : 3000px
- File format : Photoshop(.psd) - 16bit/None
- Layers : Blended and layers
- Stitching : PTGui
- Blend : PTGui
- Interpolator : Lanczos
- Output : 72ppi
さて、PTGuiの基本操作のご紹介がやっと終わりました。
次回からPTGuiの付加サービスや、PTGuiProだけに装備されている機能の紹介を順にご紹介していきます。
お楽しみに。
2008年6月14日(土)15:00〜17:00 参加無料のイベントです。お気軽にお越し下さい!
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Panorama ¥1,200- ★★★ |
Pano ¥350- ★★★ |
PanoLabo free ★★★★★ |
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TripStitch ¥1,200- ★ |
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PangeaVR free ★★★★★ |
PangeaVR Pro ¥2,300- ★★★★★ |
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PTGuiの困ったところは、とにかくアプリケーション割当メモリの少ない点。これだけの作業をわずか実メモリ100MB(+仮想メモリ500MB)程度で処理しようとするんだから、そりゃ待ち時間も長くなりますよね。
8.0β版で、この点は改善されてるように見えるのですが、β4はなぜかメモリマネジメントがコントロールされません。マルチプロセッサをフルに使って、メモリも搭載メモリ全部使いきるぐらいの仕事してくれればいいのに。
その点、Enblendは優秀だ!この作業の部分だけ速いよ(笑)。
えーと、この週末に大阪に行きたいのですが、ちょいと仕事が忙しくて・・・。締切り忘れるぐらい追い込まれたら、新幹線に乗ってしまうかも知れません。あはは。
>sokadaさん江
β4、実際はかなりバギーですね(β3は安定してたんですけどね)。
今日お届けしようと思っていたバッチ出力も、β4だとなぜか落ちます(笑
なので今、β3をインストールしなおして、作り直してます。
メモリ管理やCPU管理は、今回のアップグレードの大きなウリの一つですが、
まだまだ安定してないことは、フォーラムでもさんざん語られています。
大阪来られるんですか?!いやぁ、来てほしいなぁ。うんうん。
ま、期待しないで待ってますね(笑