『QTVR Diary -OFFLINE- vol.3』開催レポート

大変長らく、お待たせしました!
去る4月12日に開催した『QTVR Diary -OFFLINE- vol.3』の模様をお送りします。

今度こそイベント開催1週間後ぐらいにレポートしようと思ってたのに...(泣
次回こそ、ちゃんとレポートします(って、直後に忙しくなったら、そのときはゴメンナサイ)。

QTVR Diary 〜OFFLINE〜 vol.3

今回は新学期が始まった頃の開催ということで、何か始めるにはとってもイイ季節なので、「パノラマ始めてみませんか?」を合い言葉に、これからパノラマ写真やパノラマムービーを楽しみたい人が、何を揃えて何から始めて良いかをお話してみました。

話の内容は、以下の通りです。

  1. 改めて『パノラマ』とは?
  2. 一番簡単なパノラマ写真の作り方
    (オリンパスの"次世代パノラマ機能"搭載カメラ)
    • μ1020
    • μ1030SW
    • μ850SW
    • CAMEDIA SP-570UZ
  3. 普通に撮った写真を合成する
    (安価な日本語パノラマ合成ソフト)
    • ダブルテイク(3,200円)
    • PanoramaMaker4(9,240円)
    • フォトショップエレメンツ6(14,490円)
  4. もっと気軽に撮った写真をパノラマにする
    (携帯電話の写真を広角に撮ってみる)
    • 「KAKUYO」携帯用コンバージョンレンズ(1,980円/3,300円)
  5. もっとちゃんと魚眼レンズでパノラマを撮りたい
    (コンパクトデジカメ用コンバージョンレンズ)
    • 魚露目8号
    • KAKUYO KDF-2
  6. パノラマ撮影用回転マウントを自作しよう
  7. 無料なのに高機能なパノラマ結合ソフト『hugin』


冒頭に、改めて"パノラマとは?"ってお話を簡単にした後、パノラマ写真が簡単に撮れるカメラやいろんなグッズをご紹介しながら話を進めて行きました。

今回は、オリンパスさんから2008年春モデルのコンパクトデジカメ4機種を全てお借りする事が出来ました。
(ご提供いただいたオリンパス様、そして「PANORAMArt」をプロモートされてるアーテファクトリー様、ご協力ありがとうございました)
ボク自身もプロモーションをお手伝いしているオリンパスの「μ1200」から搭載されたカメラ内蔵のパノラマ合成機能は、触ってもらわないとワカラナイ、あっという間の感動簡単パノラマを作ることができます。
撮るコツ、なんていうものが無いほど簡単な撮影方法です。余りのあっけなさに一同目を丸くされてました。

ちょっと余談ですが、今回はiSightを使って手元でカメラを操作してるところを見ていただきました。
(きちんと見えてましたでしょうか?>参加された方々)
iSight単体の販売が無くなってしまったので、このデバイスを見る事も少なくなりましたが、とっても便利な入力デバイスなので、Appleにはぜひ次世代iSightにも期待したいところです(笑


次は「お手持ちの普通のデジカメ(携帯電話でも可)で撮った写真でも、簡単にパノラマ合成することが出来ますよ」というお話。
日本語化されているソフトということで、『ダブルテイク』『PanoramaMaker4』『PhotoshopElements6日本語版』の3つを例に上げて、それぞれどのようにスティッチするか、実演してみました。特にダブルテイクの簡単さに歓声が上がったのは、ちょっと嬉しかったです(してやったり!)。

DobuleTake PanoramaMaker4 Photoshop Elements 6


普通の写真を結合させる時、撮影時のタイムラグから動いているモノ(人や車、風にたなびくモノ、など)が合成部で2重に見えたりします。
なので仕上がりをキレイに魅せる簡単な方法は、出来るだけ広角のレンズで少ない枚数でパノラマ合成を行う、ということに尽きます。
そこで、手持ちのデジカメに装着できる広角/魚眼のコンバージョンレンズをご紹介しました。

まずはKAKUYOの携帯電話用コンバージョンレンズ。
コレが非常に秀逸でした。挟み込むタイプのクリップ式コンバージョンレンズなので、かなり広範囲の携帯電話に装着することができます。ストラップも付いてますので思い立ったときに付けて撮ることができます。
円周魚眼(0.33倍)に関しては、各社のレンズ特性から円周部がケラれることもありますが、それでもこれ単体で作品が成立するほどの仕上がりを魅せます。
他にも広角(0.7倍)や超広角(0.5倍)も用意されていて、それぞれ非常に個性ある写真を撮る事が出来ます。作品例は後日改めてご紹介します。お楽しみに!


Clip-On クリップオン 携帯電話用カメラレンズ&フィルター
http://www.rakuten.co.jp/kakuyo/663174/


さらにコンパクトデジカメに装着できる円周魚眼コンバージョンレンズも2つご紹介しました。
一つはこのブログでもたびたび登場しています有限会社フィットの「魚露目8号」。
そして今回初お目見えなのが、カメラケースのOEMで知る人ぞ知るKAKUYOの円周魚眼コンバージョンレンズ「KDF-2」。
装着ネジの粘着力や装着時の操作性から、ボク自身のμ1200にはKAKUYOの「KDF-2」を装着して、いろいろとご説明しました。

KAKUYO KDF-2
デジタルカメラ用魚眼コンバージョンレンズ(KDF-2)
  DIGITAL FISHEYE CONVERTER ×0.25 180°

http://www.rakuten.co.jp/kakuyo/663174/846626/

ここでちょっと注意するポイントを。
コンパクトデジカメは、さまざまな手段で軽量化を図っています。従って仕様以外の使い方をすると、途端に壊れてしまいます。
その最たる例が、コンパクトデジカメのレンズ部にコンバージョンレンズ用のネジ台座を両面テープで接着する方法。レンズ部の蓋に両面テープで接着したコンバージョンレンズは、カメラ本体からかなり張り出した格好となり、そのレンズの重量は蓋部にかなりの負荷をかけることになります。コンバージョンレンズを持って持ち上げたりグラグラさせると、蓋がポロっと取れたり折れたり外れたりすることもありますので、使用する際には注意して下さい。
(体験者が語ります...そう、ボクはポッキリやっちゃいました。それもお話の中に盛り込んでみました)

もしくは、そういう心配の無い「μ1030SW」「μ850SW」なんかは適してるのかな、と思ったりしました。


さぁ、カメラもコンバージョンレンズも用意できました。そこでもう1ステップ高いところに行ってみたいと思います。
さらにちょっと本格的にパノラマ撮影する為に必要な、回転雲台の自作例も上げてみました。実際に価格リストを携えて「1万円以内に抑えて、しかも汎用性の高いマウントを作る」という目標は達成できたと思います。
価格リストは、以下のような感じになります。

  • スライディングプレート2枚(エツミ製):1,470円×2(ヨドバシカメラ)
  • ストロボプロテクターL型(エツミ製):2,058円(ヨドバシカメラ)
  • 水準器:980円(ヨドバシカメラ)
  • コルクシート(滑り止め):105円(100円均一ショップ)
  • コードストッパー(ねじが使えないところの固定):500円程度
  • 両面テープ(水準器やコルクシートを貼る):100円程度
  • 三脚:SLIK U-6600:2,980円

合計9,663円。ほら、1万円切った!
そして出来上がった自作マウントが、こんな感じです。


...ちょっとチャレンジしたくなったでしょ?
でも、これ、超えなくてはいけない巨大な壁が立ちはだかっています。
実は、カメラに付いてるレンズの中心軸と、カメラ底の台装着ネジの穴の位置が、同一線上にあるコンパクトデジカメは、現段階で存在しません。これが一致しないと、ノーパパラックスポイント(昔は"ノーダルポイント"とも称した、パノラマ合成時に合わせないといけない回転中心)を調整するために面倒な工程を踏む事になり、とっても厄介です。
この辺は、今後の課題となりそうです。

そしてこのマウントを使うと、天地方向も撮影することが出来ますので、思い切って全方位パノラマの作成まで行ってみることにしましょう!
...ということで、オープンソースのPanoramaToolsGUIフロントエンド「hugin」のご紹介です。

Hugin
hugin - Panorama phot stitcher
http://hugin.sourceforge.net/

このソフトも日本人が開発メンバーに居ることから、日本語化が成されています。本当に有難いですね。
実際にhuginで合成する流れを、実演しながらご説明しました...が、未だ不安定なソフトでよく落ちるんですよねぇ。今回も案の定、落ちました(苦笑)。
基本的な操作は、PTMacやPTGuiなどの商用PanoramaTools系ソフトと同じです。なのでhuginの説明は略式って感じです。

...だって、次回のイベントは「PTGui徹底攻略」ですから!
これでおもいっきり説明しますので、hugin使ってる方にも、参考になると思いますよ。

とまぁ、ここまでお話したところで、2時間ミッチリ使ったかというと...余ってしまいました(謎)。
なので残りの時間でスクリーン前までお越しいただいて、持参した機材をめいめい触って頂きました。

その傍らで、この日の遠方ゲストということで、宮崎から「よしみカメラ」の一木(ひとつき)社長と営業の山崎さんのお二人がお越し下さり、驚愕のハイエンドギガピクセルパノラマカメラ「RoundshotD3」の実演をして下さいました。
そしてもうお一方。長年IT系ライターとしてその名を見ないことが無い第一人者の大谷和利さんにもお越しいただき、国内唯一のβテスターとして多方面でご紹介されいてる「gigapanイメージャー」の実演を行ってくださいました。

イベント終了後は、恒例としようと思っている伊料理店「イル・ジェメッロ」での懇親会で、美味しいローマ料理と飲み放題のワインと共に、硬軟織り交ぜてのさまざまなパノラマトークが繰り広げられました。

そして今回は翌日に「パノラマ撮影会」というイベントも開催致しました。
こちらのレポートは、明日行います。こちらもお楽しみに!

(写真をクリックすると拡大します)
イベント光景イベント光景イベント光景イベント光景イベント光景イベント光景イベント光景イベント光景イベント光景イベント光景イベント光景



2008年6月14日(土)15:00〜17:00 参加無料のイベントです。お気軽にお越し下さい!
親睦会の参加申込もこちらからどうぞ

QTVR Diary 〜OFFLINE〜 vol.4

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