次期Photoshopに、本格的なパノラマ編集機能が搭載か?

昨日AutodeskによるREALVIZの買収よりも前にリリースされていて、小さい乍らも話題になっていたトピックから。
(ネタ元は「International VR Photography Association (IVRPA)」のパブリックフォーラムから)

現在開発が進んでいるAdobe社の旗艦ソフト「Photoshop」の次期バージョンCS4の機能紹介が、去る5月1日に開催された機関投資家及び報道関係者向け発表会にて行われましたが、その中の1項目として、パノラマ合成した画像の編集作業がPhotoshop上で行う機能を紹介していました。
本日は、この発表会の模様をネット上でご覧頂き、実際の修正作業がどのようなものか、皆さんの目で確かめて頂きましょう!

Adobe Systems 2008 Analyst Meeting 2
Adobe Systems 2008 Analyst Meeting 2
https://admin.connectpro.acrobat.com/_a791863308/p40652716/

この映像、全編は後でジックリ見て頂くとして、パノラマ関係の話は21分ぐらいから始まりますので、先にこちらをご覧下さい。およそ2分半のプレゼンです。

まず、読み込んだEquirectangular画像を、球面360°フルパノラマムービーにリアルタイムで変換しています。もちろんズームイン/アウトも可能です。
そして天地撮影を行わない時などに生じる天面の"★"を、その球面状態でスタンプツールなどで修正するプレゼンを行っています。

パノラマに合成写真は天地の辺りはかなり歪んで写っていますので、そのまま修正しても実際にムービー変換した時におかしくなったりもして、立方6面変換して1面ずつ修正したりしていましたが(特に天面と底面は!)、その変換工程を経る事無く修正作業が出来るのは、円滑な作業フローを進める上で非常に有効だと思います。底面バッヂの合成なんかもこのステップで行う事が出来たら、とっても便利ですね!
(「合成」が出来るかどうかは、このムービーで紹介してませんので、分かりませんが)

このリアルタイムでのパノラマムービー変換/再生にはOpenGLが使われているようです。
パノラマムービー技術も、FlashとOpenGLの2技術にしぼれて来たような気がします。
(これでますますQTVRの肩身が狭くなるんでしょうねぇ)

この映像では、表示と天面修正の2項目のみの紹介となりましたが、Photoshopのパノラマ関連機能は着々と進化していっているのが分かります。
今後のAdobeの開発には、大いに期待したいですね!


余談ですが。
それにしても、この最新版のAdobeFlashPlayerで動くWeb会議ソリューション「Adobe Acrobat Connect Professional」って、素晴らしいですね。2画面表示の必然性をヒシヒシと感じます。画面キャプチャとプレゼン映像の両方を同期させる面倒も、このソフトを使えば簡単に操作できるんでしょうか?ちょっと気になりました。
(って言っても、AppleStoreでのオフラインセミナーで使えないので、活用の場は無いんですが)

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コメント(8)

ども、おひさしぶりです。オフラインセミナー&撮影会、参加できず残念...。レポートよろしくです。
 さて、じっくりプレゼン見ました。まず、そのままレタッチ&プレビューできるってのが効率的だよねぇ。16ビットでマルチレイヤーのEquirectangular画像って保存するだけでも数分かかるから、電線のような長いもののズレとか“オバケ”状になった人間などのレタッチ漏れを確認する際にphotoshopとCubic Converterの“行って帰って”の手間と時間がすンごいモッタイナイ。個人的にはホントに納得のいく作品を作ろうと思ったら1日1〜1.5本がいいとこだけど、待ち時間の占める割合が結構あるからなぁ。最近はpangeasoftのpanopreviewer(有料になっちゃった...)がphotoshop内で直接プレビューできるので重宝して使ってたけど、その必要もなくなるかも。
http://www.pangeasoft.net/pano/plugin/panopreviewer.html
 で、もひとつ気になったのが、従来主流のもの(QuickTime VRにしろOpenGL系にしろFPPにしろ)基本的に”Cubic”状に画像を投影してたのが、このデモでは"spherical"状に投影してる点(Sticherの作業画面も"spherical"状だったけど...)。プレビューもFlash 3Dでサクっと描画してるみたいだし、実際の“触り心地”と見え方はどーなンだろ。インタラクティブ性を盛り込む部分を含め期待したい部分です。
 AppleもWWDCでなんか出すという(根も葉もない)噂があるようなので(又聞きなので更に信憑性ない?)、楽しい未来を夢見て待ってみようかな(笑)。
 でもこう簡単にイロイロできるようになってくると、ますます“何を表現したいのか”が問われることになるわけで、諸々考え込んでしまいました.....。 長々と失礼しましたぁ。

>takagiさん江
ご無沙汰です。お元気そうで何よりです。
前回のセミナー、残念でしたねぇ。
撮影会風景のYouTube映像、もう見はりましたぁ?(笑
ちゃんとしたレポートは、今週末に一気にヤッツケます。
乞うご期待!

で、CS4ですよ。
Photoshop内で完結するのは、本当に有難いです。
「PhotoMargePanorama]に関してはまだ信用できない部分もあるので、その辺りはPTGuiやStitcherに一日の長アリって感じですが、Equirectangular画像の状態で修正からプレビュー出来るのは、本当に有難いです。Cubicの面で修正するにしても、そのつなぎ目のところは修正できないですもんね(たまに困ったりします)。PSDとCCの1往復が省けるだけで、ワークフローが非常にスムーズになるところに、ボクもとっても期待してます。

ところで、全方位パノラマを球状(Spherical)に扱うのって、ボクの中では、ロンドンのAndyこと、AndrewHudson-Smith博士の“GoogleEarthPanoSphere”がほぼ唯一でした。そういえば、GoogleEarthのStreetViewのスポットUIもSphereですね。これからのVRインターフェイスは球状が流行るんでしょうか?
どっちにしろ、EquirectangularからダイレクトにSphere3Dに変換することが出来るようになったのは、それだけCPUパワーが追いついて来た...すなわち時代の流れなのかもしれませんね。

そういえば、PanoPreviewって前は無料でしたっけ?
ボクは使ってなかったんですが、Bracketeerを買ったらシリアルが付いてきました!
(まだ出番は無いですが)

>AppleもWWDCでなんか出すという(根も葉もない)噂があるようなので
去年のWWDCの時も、そんなこと言ってませんでしたっけ?
(で、結局はQuicktime7.4.5で、QTVRのHotSpotが一切動作しなくなったので、どんどん悪い方向に行ってるとしか思えないんですが...うみゅ〜)

ども。週末の“詳細レポート”楽しみにしてますゼ。
>Quicktime7.4.5で、QTVRのHotSpotが一切動作しなくなった
 おいおい、あげ足とるワケじゃないけど、影響力のあるサイトなんだからちゃんと確認してから書かなくちゃイカンぞー。以前のQuickTimeでHotSpotが動作しなくなったのは、
・VR側に「汎用URL」としてHot Spot IDを指定しといてhtml側でリンク先を指定するタイプを
・Mac OS XのSafariで閲覧した時“のみ”の挙動
だったわけで、現在の7.4.5ではそのSafariでも上記タイプのHot Spotはちゃんと動作しているゼ。
http://www.northern-lights.co.jp/hiresVR/009/009aF.html
 ※画面中央の「入口」等にHot Spotを設定。VR MagではHot Spot削除されちゃったけど....。
 ちなみに上記タイプのHot SpotはOS XのFirefoxやWindows(XP SP2+IE6とXP SP 3+IE7でのみ確認)では以前も今も問題なく動作してるし、VRムービー内にリンク先のURLを記述したタイプやマルチノードのHot Spotはちゃんと動作してたわけだからネ。
 あんまりQuickTimeのことを悲観的な論調でばかり書いちゃうと、二宮さんのブログのタイトルを変えなくちゃイケナイ自体になっちゃうかもよー(ヤベ、うちもだ・笑)

>takagiさん江
サイト拝見しました。見れてますねぇ。
なんで?(苦笑
...で、ソース見たらば、かなりシンプルですね。
HTMLファイル内ではHotSpotID指定をしてないご様子。
これだと同一ウインドーだとリンクするんですが、
フレーム構造HTMLの別ウインドーだと開かないんですよ。
JavaScriptでHotSpotリンク先を指定するんですが、これが効かないっぽいです。

で、ウチの場合はHotSpotを設置する場合は、
大概がナビゲーションとしてQTVRを利用するので、
フレーム間リンクは必須なんです。
で、これが今年の1月の7.5.3(7.5.2でしたっけ?)では
HotSpotそのものが効かなくなってやいのやいの言ってて、
それでも何とか解消Tipsが見つかってやれやれだったのですが、
3月ぐらいにアップデートした7.5.4で、また効かなくなってしまったというワケです。

さすがにフレーム構造そのものが昨今は利用しない方向に進んでいるので、
この話題も殆ど取り沙汰されることが無い、というのが実情のようです。
MLにも投稿しようと思ったんですが、
多忙時期に重なってしまい、タイミングを逃してしまいました(泣)

なので、フレームHTMLに関しては、ウチはFPPですることにしました。もうどうしようもないです。
こうもQTVRのHotSpot仕様が変わられると、
お客様に対してその都度開発更新していかないといけません。
これはさすがにウチとしても非常に辛いです。
幸いにも、FPPの開発スピードの速さやコミュニティの反応の速さは非常に満足しています。
AS3ベースなので、知人のFlashクリエイターに
FPPのプラグイン開発の勉強してもらってるところです。
巧くいけば「FPPのGUIフロントエンドもやりたい」なんて嬉しいコトも言ってくれてますが...。
(ま、彼も売れっ子なので、話1/3ぐらいで聞いてますが)

>二宮さんのブログのタイトルを変えなくちゃイケナイ自体になっちゃうかもよー
大丈夫!
QTVRには「画質」っていう強いアドバンテージがありますから!
(それに...純Mac屋のボクが、自分から進んで「QTVR」の冠を外せるワケがないじゃないですか!)

返事遅れてすんません。
>HTMLファイル内ではHotSpotID指定をしてないご様子。
 おー、確かにVRムービーは“素”じゃなくて、“汎用URL”(HotSpotのみ設定してリンク先は指定しない)のみ埋め込んでました。これだと、Appleが推奨してるAC_QuickTime.jsを使った方法でもフレームに対応可能。
http://docs.info.apple.com/jarticle.html?artnum=61012#hotspotn
 実作業を考えると、埋め込むHotSpotはそのままでサイトのメンテ等でリンク先が変わるという場合が多いわけで、その際はhtml側だけ変更すればOKかと。
 えー、にのみやさんの方式がどーのというんじゃなくて、こんな方法もあるってコトをこのブログを見てる人にも知ってもらえればと思って書いたわけでした。
 ちなみに、Flash3Dで直接パノラマが再生できるようになちゃうとFPPの立ち位置が危うくならないかなぁ。

QTがまだCD-ROMとかに使われてた頃は、
ローカルで動かすために、相対パスの対応がいろいろあったんですが、
(EMBEDタグアトリビュートリストの通りですね)
QT7ぐらいから、QTのブラウザ挙動が不安定になって、
出来るときと出来ないときが出てきて、
それを解消するために、いろんなjsファイルが開発されていて、
ボク自身も、決定版を見つけられない状態が続いてます。
ホント,Web屋には辛いフォーマットになってしまいました(泣

Flash3D...というよりPapervision3Dですが、
AS3フルスクリプトによるFlashの3D構築環境は、
XMLによるタグスクリプトのFPPよりも遥かに複雑で難しいですよ。
制作マニュアルをやっと出力して、暇なときに眺めていますが、
こりゃスクリプタの領域です<Papervision3D
でも、欧米の大手メーカーサイトでは、Papervision3Dによる制作のサイトがどんどん出てきているのも事実ですね。

方やFPPはやっとGUI開発環境がポツポツ出てきましたね。
HotSpotオーサリング環境が出来るのも、すぐだと思います。
だって、やってること、そんなに難しくないですやん。
(信じられへんぐらい、めちゃくちゃ面倒ですけどね)
こっちはまだ、デザイナーや写真家さんにも作業領域があると思いますよ!

6月中旬ぐらいから末にかけて、Flashパノラマに関しては大特集を組んでみようと思ってます。しばしお待ちを!
(それまで勉強せねば...そのまえにPTGuiの和訳が待ってます)

ども、すっかり返事を忘れてました。
>Flash3D...というよりPapervision3Dですが、(中略)FPPよりも遥かに複雑で難しいですよ。
 Photoshop CS4でのプレビューに統合されてるってことは、少なくとも表示する分に関してはある程度簡単にできるようになってるのかなぁ。いろいろ細かく制御しようと思ったら大変そうだけど(このあたりはQuickTime VRでも一緒かも)。
 PTGuiに続くFPP特集も期待しとりまっせ。

>takagiさん江

>PTGuiに続くFPP特集も期待しとりまっせ。
いやぁ、暫くはご勘弁!
FPP特集は、10月のイベントの時のネタになる予定です。
ま、FPPのHotSpotマニュアルは、ボクの頭の中ではほぼ全て日本語訳出来てますので、PTGuiほど苦労しないと思いますが。


そんなことより、今週末までに、
PTGuiProの拡張機能の翻訳が、間に合いそうにありません。
(露出補正やら視点補正やらHDRI生成やら)
一昨日、HDRI用のサンプル撮影したのに...。

あ、そういえば、そのサンプル撮影で、
久々にSIGMA15mmF/2.8対角魚眼を使いました。
いやぁ、良いレンズですねぇ、やっぱり。
最近8mmF/4ばっかりで撮ってるんで、
たまに15mm使うと、なんか写真が巧くなったような気がします。
(“気のせい”ってのは、分かってるんですけどね)
久々に1GB近いTIFFデータ作りました...キツかったぁ。

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