PTGui 7.0 & PTGui Pro 本日正式リリース
まさにリリースしたてのホヤホヤです!
本日7/14(米国時間7/13)、数ヶ月のβテストを経て「PTGui 7.0」と新しくリリースされる「PTGui Pro 7.0」の正規版が、本日やっとリリースされました。
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■ Photo stitching software 360 degree Panorama image software - PTGui
http://www.ptgui.com/
パノラマ画像/ムービー制作のデファクト・スタンダードとも言えるこのソフトのバージョンアップへの期待は非常に高いものがありましたが、その期待に充分応えてくれた内容となっていると思います
一番大きく変わったのは、ソフトウェアが2つに分かれたことでしょう。
ひとつはレギュラー版の「PTGui」ですが、とにかく新機能を挙げだしたらきりがありません。それだけの機能をたった“1”のバージョンアップで可能にしています。ホンマに奇特な会社です(笑
・メルカトル投影図と横メルカトル投影図の2つの新しい図法出力に対応。
・スティッチした画像をすぐにQTVRフォーマットで見ることが可能に。
・Equirectangular(正距円筒法)画像からQTVRに変換するためのQTVR変換エンジン搭載。
・生成されるTIFF又はJEPGパノラマ画像に元のEXIFデータの日付や露出などのEXIFデータを出力することが可能に。同じケースなら焦点距離も。
・より精度が増したコントロールポイント生成エンジン。
・プロジェクトをスタートさせる時に画像の縦横比や方向が違う場合に警告を表示。
・画像を読み込む際に、天面/底面画像も他の画像と同じように自動で回転されて読み込まれる。
・「Batch Stitcher」にショートカットが新設。
・「Panorama Editor」に、新機能「Level Panorama」が追加。
・「Optimizer」(最適化)メニューでは、水平/垂直もサポート。
・全選択(Ctrol+A/Cmd+A)が可能に。
・出力解像度が調整可能に。
・16bit画像を8bitとして扱うことが可能に(Optimizerなどで16bit画像を直接扱うと非常に負荷がかかるため)。
・規模の大きいプロジェクトに対してOptimizerのスピードを改善。
・新しいカメラ機種の撮像素子サイズをEXIFに追加。
・「Control Points > Generate Control Points」で、大規模プロジェクト(800枚以上の画像を扱うものなど)の際に大量のコントロールポイント生成によってメモリ不足の現象があったことを解消。
・「Panorama Editor」画面のスピードを改善。
・オープニング画面の非表示が設定可能に。
とまぁ...スゴイ改善ですね、こりゃ。
実はβ版がリリースされるたびにダウンロードして使っていたんですが、正規版は全く別モノ!特にスピードの改善には目を見張るものがあります。
今までモッチャリしてドラッグ調整を躊躇われていた「PanoramaEditor」画面が非常に使いやすくなっています。これは非常に便利です。特に水平/垂直調整や中心合わせ、QuicktimePlayerへの直接プレビュー表示など様々な機能がこの画面に追加されています。
さらに「Optimizer」の精度UPとスピード改善も評価できるところでしょう。
また読み込んだ16bit画像を内部的に8bit画像に変換し、コントロールポイント生成などで利用するなど、軽快な使用感とメモリ不足の改善にも寄与しています。
そして構築されたパノラマ画像を使ってPTGuiの内部処理でQuicktimeVRフォーマットに直接変換できるのは、大きな進歩でしょう。
合成された1枚ものパノラマ(TIFF/JPEG)には元画像のEXIFデータを移植することも出来るようになりました。
そして今回ラインナップに加わった「PTGui Pro」は、いよいよHDRI(High Dynamic Range Image)の生成が可能になりました。
各アングルで露出の違う写真を3〜5枚用意しておいて全てを読み込みます(水平6枚+天地の計8枚のショットでブラケット3段撮影だと合計24枚を同時に読み込むことになります)。
そして「Project Assistant」画面で「2.Align images...」ボタンをクリックすると、勝手に24枚をスティッチしていきます。各アングルの画像の撮影時のズレもココで補正してくれますので、HDRIでありがちだった同アングルのブレが解消される画期的な機能です。
さらに「HDR」画面でHDRI化とトーンマッピングを調整しますが、なんとWYSIWYGで編集することが可能に!このリアルタイム感は非常に心地よいです...ビックリです。
ただ画像生成の際にはメモリとHDD容量が不足がちになります。さらに巨大なHDRIパノラマ画像をPhotoshop形式で出力するとPhotoshopデータの許容容量をすぐに超えてしまいますので、注意が必要です。
HDRパノラマ画像を生成すると言えばREALBIZ社の「Stitcher Unlimited」もありますが、あちらはHDRI変換は別ソフト「Photomatix Pro」に任せています。このワンクッションがもどかしかったり、「Photomatix Pro」のインターフェイスが苦手な人には、この「PTGui Pro」は非常に有用ではないでしょうか?
しかも価格を見てくださいヨ!
個人ライセンス(勿論、商用可能!)は以下の通りです。
・PTGui personal license € 79
・PTGui Pro personal license € 149
さらに企業ライセンスは3ライセンスから扱ってますが、大量に買う程1ライセンス当たりが安くなります。
PTGui company license € 180 (3コンピュータ)
PTGui Pro company license € 349 (3コンピュータ)
ちなみにPTGuiのライセンスには、1年間の無料アップグレードがついてきます。1年以上使ってる方はアップグレード料金を払うことで使用することができます。。
PTGuiアップグレード:€ 25 per license
PTGuiからPTGui Proへのアップグレード:€ 79 per license
また現段階で2006年5月1日以降にPTGuiを購入した方は、無料アップグレードが適応されるそうです
PTGuiは試用版が出てますので、未だ試してない方は是非この快適な使用感を体験して下さい。そして既にライセンスを持ってる方は、マヂでマストなアップグレードです。
さぁ、ようやく正規版がこれで2大巨頭が出そろいました。
あとは「PTMac」がどれぐらい追いついてくるのか。そしてオープンソースの「hugin」はどういう進化を遂げるのか。興味は尽きません。
先日“勢い”で「Stitcher Unlimited」を購入してしましましたが、やっぱりボクの現段階でのメインソフトは「PTGui Pro」です。他のソフトとの競合によって、もっともっと使い勝手が良くなることを今後も期待したいと思います。
PangeaVR free ★★★★★ |
PangeaVR Pro ¥2,300- ★★★★★ |
Cube World free ★★★★ |
Panorama ¥1,200- ★★ |
Pano ¥350- ★★★ |
PanoLabo free ★★★★★ |
PanoLabo Pro ¥600- ★★★★ |
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こんにちは。
トライアル版を使ってみたのですが、トライアルではできなかったことがありまして、よければ教えていただけますか。
「Batch Sticher」というのは、ステッチされた複数ファイルの一括レンダリング(equirectangle image の出力)、ができるということなのでしょうか。
>shikanoさん江
お察しの通り、「Batch Sticher」は一括レンダリング専用アドインソフトです。スティッチ作業毎にPTGuiのファイルを作成して、レンダリング直前まで行い(出力解像度やファイルフォーマット、PSDならレイヤーの有無まで)保存して下さい。
複数枚の.ptsファイルが出来たら、どれか1枚開けて(もしくはPTGuiで新規プロジェクトを立ち上げて)、メニューバー>Tool>BatchStitcer(cmd+shift+B)を選択すると、単独アプリで「Batch Sticher」の小さい画面が起動します。その画面上部のメニューボタンで「+」をクリックしてバッチ作業させる.ptsファイルを追加していきます。1枚目を加えた段階ですぐにスティッチ作業が始まりますが、これを止めるときは赤い「■」ボタンで停止させることができます。この作業中も.ptsファイルの追加は随時行うことが出来ますので、追加はどんどん行えます。
ボク自身のワークフローでは、VR Podcastの時はいつも3〜8枚、業務では20〜50枚のVR作品を1階の撮影でスティッチしますが、.ptsファイルさえ作っておけば、あとは勝手にBatchStitchしてくれるので、非常に楽チンです!
...これ、PTGui6の頃から、無かったでしたっけ?(ver7に夢中で6の頃を覚えてない...うぅ)
恥ずかしい話ですが、いままでSticher unlimitedではBatchが出来ないと思い込んでいたのですが、どうもできるみたいですね。おかげでPTGuiを衝動買いせずに済みそうです(笑)
PTGuiは日本語のhotspotを書くのは可能ですか。CubicConnectorやVR Worxは日本語が書けへんだ。OS Xに対する日本語でhotspotを作れるソフトを教えてくれませんか。パノラマや日本語ならまた初心者です。
こんにちは、ご無沙汰しております。
いまさらながらで恐縮ですが、PTGuiのお試し版を試してみましたら、とても優秀で気に入りました。
最近、QTVR仕事が増えているので、少し自分のワークフローを見直そうと思い立ち、あれこれ模索中です。
貴重な情報、いつもありがとうございます。
alignの精度が出しにくそうなのが気になりますが、これはこれで、Stitcherに無い良さが沢山ありますね。
>Mowogさん江
初めまして、ようこそようこそ!
さてHotSpotということですが、この「日本語」ってのは、ムービー内のHotSpotにカーソルを合わせるとQTVRのビルドインコントローラーの横に出てくるステータスバーに表示される文字のことと認識しましたが良かったですか??
これ、確かにCubicConnectorでは日本語(というか2バイト文字全て)がダメだったような...。今や懐かしきApple純正のQuicktimeVR AutheringStudioの頃もダメだったので、もしかしたら仕様としてダメかもしれませんね。
HotSpotの設置は、他にはRealvizStitcherがありますね。ボク自身、持ってますが余り使ってません...PTGuiの軽快感に押されてちょっと持て余し気味かも。
ちなみにPTGuiは、HotSpot設置などのオーサリング機能は持ってません。PTGui7でやっとQTVR出力が出来たぐらいですから、ま、多めに見てやって下さい(苦笑)。
>sokada、。さん江
ご無沙汰してます。
パノラマが“また”流行しそうな予感がチラホラ見られますねぇ。ウチも案件がポツポツ増えてきました。東京の3年遅れでやってくるココ京都ですから、もうちょっと待たないとアカンんと思いますが(笑)。
PTGui、好感触を持っていただけて嬉しいです。ボク自身もかなり手に馴染んできた感があります。
PTGuiとStitcherのお互いの得意分野はハッキリしてるので、使い分けも出来ますよね。
また発見とかあったら、ご報告をお待ちしてます。HowTo & Tips大歓迎ですから!