世界の車窓から - QTVR編

♪...思わずあのテーマソングが耳元に流れてきそうですね(笑)。
そう、今日のエントリーは、鉄道にスポットを当てたパノラマムービーを見てみることにします。
これだけ世界中にパノラマクリエイターが居たら、そのうちの何人かは間違いなく熱狂的な“鉄チャン”...鉄道マニアなはず。そこでちょっと探してみたらば...居ましたよ!

the World Wide Panorama」の常連さんでもあるシリアはダマスカス在住のWilly Kaemena氏のサイトには、たくさんの鉄道パノラマがありました。

European Train Travel
European Train Travel
http://homepage.mac.com/wkaemena/FSPanos/Menu415.html
German Trains QTVR Panoramas
http://homepage.mac.com/wkaemena/FSPanos/Menu342.html
Portuguese Trains QTVR
http://homepage.mac.com/wkaemena/FSPanos/Menu317.html

ドイツの某大企業で世界中のプラントの設計をするKaemena氏は、その道中で出会う様々な場面をパノラマムービーに残しています。趣味でやっているとは思えないパノラマの技術力と発想で、世界中のアームチェアツーリストの助けとなっています。

Intercity Belgrade Budapest Vienna 2
Intercity Belgrade Budapest Vienna 2
http://homepage.mac.com/wkaemena/FS/Budapest/JZDining/

この作品は、日本では珍しくなった食堂車でのスナップですね。Kaemena氏の作品はよくご自身が写っています。狭い車両の中では身動きもとれないので、逆に被写体になってしまった方が恰好付くんでしょうね。

他にも見飽きない作品がビッシリ詰まっています。


逆に日本に目を向けると、誰か居るでしょうか?...そう、間違いなくNo.1の鉄道パノラマ専門の方がいらっしゃいます。
東京で活躍する酒井創介さんのサイト「鉄道とパノラマの旅」は、まさに鉄道に対する“愛”が満ち溢れた、素晴らしいサイトです。

鉄道とパノラマの旅
鉄道とパノラマの旅 360度パノラマと音で巡る旅のサイト
http://www.ss360.net/

元は「パノラマ寫眞貼」と称していたサイトが、作品の対象が余りに鉄道ばかりになってきたので、一念発起してタイトルを変えたようです。それがまさに“ズバリ”のタイトルでしたね。
海外でもさすがにここまで鉄道に特化したサイトはありませんでした。もうNo.1の称号は不動じゃないですか?!

どの作品にも共通するのが、「感覚と蘊蓄のバランス」が絶妙であることでしょう。予備知識無しで引きつけられる画力についつい興味を持ってしまい、そして文章を読んでみるとその列車のバックボーンにフムフムと...ホント、おもしろくてグイグイ引き込まれます。
秀逸なサイトデザインも相俟って、読んだ後に爽快な気分にさせてくれます。

そんな酒井さんの作品の中で、ご自身の会心作を尋ねたところ、この作品を挙げてくれました。

SL南房総号 内房線 (鉄道とパノラマの旅)
SL南房総号 内房線 (鉄道とパノラマの旅)
http://www.ss360.net/weblog/2007/02/10-sl-minamiboso.html
日本が世界に誇る蒸気機関車の王様「デゴイチ」ことD51 498号機がその勇姿を見せ、さらに汽笛も走行音も付いてます。
そう、酒井さんのこの一連の鉄道シリーズ作品の殆どには、音がついてるんですよねぇ。画面上での圧倒的な臨場感に、耳から伝わるなんとも言えない叙情的な響きが加わり、強烈なインパクトを与えてくれます。
やっぱりパノラマ“ムービー”には音も必要なんだなぁ、といつも思い知らされてます(笑

ボク自身が好きな作品は、実はコレ。
大糸線を走る旧国鉄色のキハ52 DMH17Hの響き
http://www.ss360.net/weblog/2007/03/oitoline-dc52.html

信州大に在籍していた5年間、幾度となく通った大糸線の姿が、こんなところでまた見られるなんて...。ちょっと感慨深いものがあります。

今後の酒井さんの作品も、やっぱりボクの心の琴線に触れるものがイッパイなんだろうなぁ...と期待しています(笑


実は他にも、日本の鉄道パノラマはそこそこあって、2007年早々には巨匠・高木義人さんのブログ「from hokkaido, the land of pioneer」では「パノ鉄」なんてジャンルを確立しようと目論んでたりもして、結構面白い動きにはなりそうな気配があります。

今後の国内外の「パノ鉄」に、ちょっと注目してみませんか?


長々と書きましたが、最後には昨年9月のWWPのテーマだった「Transportation」から、鉄道の作品だけを集めてみました。サムネールをクリックするとそのページに飛びます。
世界中の2006年9月の鉄道の旅をして下さいな!

title

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コメント(6)

にのみやさん。ご紹介ありがとうございます。
こうして世界中の鉄道パノラマを並べて見ると何とも楽しいし、新たな刺激になるのはもちろんですが、、、やっぱり鉄道ってイイもんですね〜、そしてやっぱり居ますね、鉄道ファンって世界中に(笑
車輛の“顔”とかカラーリングの違いだけでなく、駅や車内の日常風景、空の色、風土の違いまでぐるっと味わえるのもまたパノラマの魅力なのかなー、と思います。

>幾度となく通った大糸線の姿が、こんなところでまた見られるなんて...。
車窓や旅の一コマを思い浮かべながらパノラマを見て貰えると、何より嬉しいです。今後もバランス重視?で各地の“パノ鉄”風景を探したいと思います。

>soooさんこと、酒井さん江
鉄道ってホンマにイイですね。
ボクも元鉄道少年(片足入ったぐらいですが)なので、いつかはやりたいなと思いつつ...。大昔、和紙関連の取材で全国の産地を飛び回っていた頃は、お金はないけど時間だけはたっぷりあったので、鈍行の輪行で、延々旅したものです。ローカル線も都市電車も関係なく行ってましたねぇ(苦笑)。
こうしたQTVRムービーの作品達を見て行くと、そんな旅先で出会ったいろんな人々や風景を思い出して、ちょっと感傷的になってしまいますね。鉄道が好きな人って、みんなそうなんじゃないかなぁ...。

実は一度やってみたい企画がありまして...ギューギュー詰めのラッシュアワー時の頭上から撮ったパノラマムービーって、ポールパノの応用なので面白いと思うんですよねぇ。誰かやらないかな。山手線とか阪和線とか御堂筋線とか...。

 soooさんのパノラマを見るといつも“旅”に出たくなっちゃいます。出張で列車に乗ってるハズなのに、“旅”してないなーと痛感します。ローカル線の列車が次々と新型車両に置き換わりつつあり、音好きとしてもちょっと焦ったりして.....。
 横谷さんのC11や札沼線パノラマもお忘れなく!
http://www.panorama-journey.com/panoramas/2006/12/sl-xmas.html

http://www.panorama-journey.com/panoramas/2007/02/toyogaoka.html

にのみやさんのきめ細かい取材にはいつも感心させられます。優しい視点の文章もいいですね。
残念ながら佐渡島には鉄道はなく、幼児期体感のDNAが体内にありませんので、皆さんのように、あれこれ感じる事ができません。でもTV「世界の車窓から」は旅行という分野で見てますよ。

>takagiさん江
押忍。ご無沙汰してます。
ホンマ,旅に出たくなります。それもボクが今まで通ってきた路線が多いので、追体験だけでは我慢できないっていうのがホンネです(苦笑
そして...ホントは酒井さんの作品以外にも日本の作品をいっぱい載せたかったんですが...ま、次の機会までに皆さんにいっぱい撮り溜めておいてもらおうかな、ってことで!横谷さんには、コメントで自己申告して欲しかったところです...takagiさん、代弁ありがとうございます(笑
押忍。

>kaneko-adさん江
佐渡と沖縄は鉄道無いんですよねぇ(そんなこと言ったら、淡路島もありませんヨ!)。
そっかぁ、鉄道にまつわる感傷や叙情のDNAが無いんですねぇ。ボクの友人でバリバリの“鉄チャン”が、大学卒業後、沖縄本島に永住してますが(三線にハマったらしい)、たまに連絡が来ると、鉄の塊に乗れなくて、禁断症状が出ることを、泣きながら語ってくれます。難儀なヤツです。

>横谷さんのC11や札沼線パノラマもお忘れなく!
高木さん、フォロースンマセン、、、嬉しハズカシ(汗

>横谷さんには、コメントで自己申告して欲しかったところです
酒井くんに比べると、私の場合は、なんちゃって鉄なもので、
企画対象外でございますぅー、、、

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