凧を使った空撮パノラマ(1):Philippe Hurbain
高所撮影には3つの代表的な方法が考えられます。
1つ目はポールを使った撮影。高さは10m未満程度ですが、撮影は一番容易です。
2つ目は飛行機やヘリコプターから撮影する航空撮影。アングルの固定などは確実ですが、如何せんお金がかかります!
そして本日ご紹介するのが、3つ目の方法である「凧を使った空撮(Kite Aerial Photo)」です。大型の強力な凧を揚げて導線にカメラを吊るし、その状態で撮影することで100m程度の高所からでも撮影することが可能になります。
今から100年余り前にあったサンフランシスコ大震災の風景を、George Lawrenceという写真家が撮っているのが記録として残っています(参照は、コチラとかコチラから)
そんなテクニックをパノラマ撮影に使わない手はありません。この壮大な雰囲気はまさにパノラマにぴったりの技法です。
今日から3日間は、そんな凧を使ったパノラマ空撮...即ち「Kite Aerial Panorama(略して“KAP”)」作品を作るパノラマクリエイターを一人ずつご紹介していこうと思います。
本日第1回目は、パノラマクリエイターとしても永らく活動されているフランス人技師のPhilippe Hurbain氏(愛称「Pholo」)です。

■ Kite Aerial Panorama Photography
http://www.philohome.com/kitephoto/kapp.htm
このサイト、内容はかなり古いです。使用しているカメラがNikon COOLPIX9xxシリーズであることから、その時代の古さが分かるでしょう。他のページでは、簡単なパノラマ撮影の方法や実空間で見せる立体への展開方法なども載っていますが、やはり驚愕のコンテンツとして今でも役に立つのは、KAPのページです。
カメラの据え付け方法やリモコンの設置方法が解説されているのも有り難いですが、面白いのはスティッチ方法。
原則的に上下2方向を撮影した円周魚眼データを貼付ける方法でパノラマを完成させています。もちろん凧での撮影は上面は撮影できませんので、先に「空と雲」を別撮りしたデータ(「Philo's Sky Collection」)をたくさん用意していて、その日にあったデータを組み合わせてるんだそうです。まさに“目から鱗”ですね!他にも「1000skies.com」というサイトも紹介していますね。この方法って通常撮影の時にも役立ちそうですよね。便利やなぁ(笑
さらにKAPの際のPanoramaToolsのパラメータも紹介しているので、試してみる方への福音となることでしょう。
今では「Lego Mindstorms NXT」のエキスパートとして活躍しているPholo氏ですが、元々はパノラマ撮影用自動回転マウントの自作の為だったんだそうな...サイト内の「Lego & Photo」には、自作レゴマウントがたくさん紹介されています。
Philo氏はまた、創刊当初のVRMAGのロングインタビューにも応えていました。その内容は以下のURLでご覧いただけます。
■ VRMAG - C.K. ZARB TALKS TO PHILIPPE HURBAIN
http://vrm.vrway.com/vartist/guest_artist/C_K_ZARB_TALKS_TO_PHILIPPE_HURBAIN.html
最近はあまりパノラマ関係の活動はされてないようですが、また復活していろんな楽しい作品を作って欲しいものです。
Panorama ¥1,200- ★★★ |
Pano ¥350- ★★★ |
PanoLabo free ★★★★★ |
PanoLabo Pro ¥600- ★★★★ |
TripStitch ¥1,200- ★ |
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PangeaVR free ★★★★★ |
PangeaVR Pro ¥2,300- ★★★★★ |
Cube World free ★★★★ |
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