「Using Photomatix for panoramas」でHDRIが巧くなる?(1)

最近、HDRIからQTVRを作る方がちょこちょこ増えて来ていますね(先駆けとなったのは、コノ人とかコノ人とか。最近はこの人も)。
ボク自身、HDRI(High Dynamic Range Image)を使ったQTVRをたまに作りますが、パラメータの数字にどういう意味があって「◯◯すれば××になる」という法則がまだ掴めていなくて、どうも自然な感じが出ないものです。
そこで何かヒントになるようなTipsが無いものか、探していましたら...。

PhotomatixPro
ボクがいつもHDRIを作成する時に使うソフト「PhotomatixPro」の「General FAQ」ページに、ヒントがありました。
その名も「Using Photomatix for panoramas」!原文にも書いてありますが、このソフトのバッチ工程は、パノラマクリエイターの為に作られた機能だそうです。従ってPhotomatixProは開発段階においてパノラマデータの生成を念頭に置いていることがわかり、我々QTVRクリエイターにも役立つヒントがありそうです。

そこで、サイト内にある3つのQ&A方式のTipsを、3日に分けてかいつまんで翻訳してみたいと思います。これからPhotomatixProを使う人も、今迄使って来た人にも、有効な訳になれば幸いです。


「Using Photomatix for panoramas」

Q.私は複数枚の写真からパノラマに合成しています。私の作業工程にPhotomatixはどのように導入すべきでしょうか?

A.
ご存知の通り、継ぎ目の無いパノラマ画像を得るには撮影の際に一定の露出を得ることが最善の方法ですが、問題点は各撮影アングルに於いて適正露出が異なるということです。Photomatixはこのジレンマを解決するのを助けることができます。

まずパノラマ用の駒割り撮影時に、0±2EVのように3段階の違う露出でそれぞれ撮る必要があります。これらの露出は全てのアングルで同じまま撮影せねばなりませんが、撮影カメラにオートブラケット機能が付いているならとても簡単です…絞り優先設定にセットして、マニュアル撮影モードにして適正露出を決め、適当な補正幅でオートブラケット機能を設定すれば良いのです(するとブラケット機能が、自動的にシャッタースピードを切り替えます)。

あなたの作業工程にPhotomatixを導入するには、2つの可能性があります。ひとつは「スティッチする前」、もうひとつは「スティッチした後」です。私たちのアプローチでは、スティッチした後にPhotomatixを処理することであり、露出レベル別にそれぞれパノラマ画像を生成して、次にPhotomatixでそれらのパノラマを合成するのを意味します。

これは「PanoramaTools」や「Realviz Stitcher」のような、あるパノラマ画像の生成データをテンプレートにして、別のパノラマ画像生成の際に同じパラメータを使うことができるソフトの使用時に有効です。
もし上記のケースでなければ(例えば「Panoweaver」を使った場合のように)、あなたはスティッチの前にPhotomatixを使わなければならず、従って各撮影アングル毎に合成したブラケットデータを合成して、その生成データでスティッチを行うことになります。

スティッチ前にPhotomatixを使うことは、パノラマ画像ごとの大量のスティッチが避けられますし、限られたステップ数で撮影されているのなら有利かもしれません。しかしながらこれには、特にトーンマッピングのようなコントラストを最も強調するダイナミックレンジ拡張機能が巧く働かないかもしれない、という欠点があります。コントラストは与えられたアングルごとに特定の数値を持つため、このテクニックでは異なったトーンレベルでイメージを作り出し、それらをステッチするのをより難しくさせています。

もっともそれは、HDRトーンマッピングを経て得られた画像がステッチできない、ということを意味するわけではありません。私たちは、RealvizStitcherがPhotomatixProによって生成されたトーンマップ画像をスティッチするのに良い、という例も聞いています。
もし他のスティッチソフトで同様の経験がありましたら、私たちに知らせてください。

どのような場合でも、私たちはパノラマ画像作成ののためにはバッチ・モードでPhotomatixを使用することを推奨します。
PhotomatixProのバッチプロセスは、パノラマクリエイターの必要性をもって念頭に設計されました。


う〜ん...素人翻訳です(号泣)
改行などは原文と変えてありますが、日本語の意味を大切にしたかったので、そうしました...全く逃げてますね。

要は、パノラマ画像でHDRIにする時には、ブラケット画像を先にHDRI化するんじゃなくて、先にスティッチしてからHDRI化しろってことですね。
先にするとそれぞれ別のトーンになってしまうので、折角のブラケット撮影が意味なくなるというお話のようです。
ボク自身も今までは余りのスティッチ画像のファイルサイズの重さに怖くなって先にやってましたが、一度試しにやってみたいと思います。

久々の英文和訳なので、なんかとっても疲れました。明日も続くのか...大丈夫か?<ヲレ

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コメント(7)

そういうことだったんですね、今まで先にHDR化してからパノラマステッチしてたのですが、同じパラメータでHDR化しても少し違う感じのHDR画像になってしまってました。これからは先にパノラマ作成してみます。勉強になります

翻訳おつかれさまです。
一脚or手持ちでsigma8mm、水平4枚撮りの場合は、先にHDR化する方が良いケースもありそうで、ぼくはそうしています。一脚や手持ちだと、先にAuto alignでHDR化してブレを抑えたいという気持ちもあるからです。4枚なら作業時間も先HDRの方がやや有利かもしれません。(ブラケット枚数分、ステッチレンダリングするのはかなり時間がかかるので)
Makotoさんは先HDR派だし、ぼくも一脚、手持ちの時は先HDRですから、これはケースバイケースでしょうね。
それと、前段のほうで、絞り優先設定とあるのですが、これは絞り優先AEと誤解されそうなので修正した方がいいかもしれません。各アングルで適正のシャッターが変化してはマズいと思いますので。意味としては、ブラケット補正の設定を絞りではなく、シャッタースピードで補正すると言う意味なのでしょうが。もっともパノラマの人がAEでは撮らないとは思いますが。

>sizuさん江
ボク自身、先HDR派だったので、ちょっと目から鱗でした。スティッチ後の解像度を1000×500pxぐらいにして試作してみても良いかもしれませんね。

>shikanoさん江
いろいろと添削ご指摘、ありがごうざいます。
自発的とは言え、久々の翻訳にアタマが朦朧となってしましました...大学院試験の面接で「ホンマやったら英語だけで落とせるぐらい酷いな!」って言われた程苦手な英語なので、もう日本語すらもしっちゃかめっちゃかで、お恥ずかしい限りです。

ご指摘のように、手持ち撮影の場合は先HDRでも、効果は変わらないんでしょうが、ボクのようにマルチロウで17枚(+1枚)とかにすると、誤差が明確に出てしまうので、やはり後HDRでやってみようと思いました。
以前shikanoさんが、超暗部の室内天井のディテールがHDRで出れば、というお話をされていたので、次回の神社撮影でちょっとチャレンジしてみようと思います。

あと、AE関連の説明では、失礼しました。
カメラ関係の専門用語が実はからっきしだったりするので(嗚呼、カミングアウトしてしまった)、他サイトで“記述表現”の勉強してきます。(概念的には理解してるんですが、こうして専門用語を交えて説明するのって、大変ですよねぇ....ふぅ)

HDRのブログやっと見つけました!
私たちもHDRを中心にHP載せています。
本当に肉眼で見ているような感覚になりますよね。

HDR japan

>HDRさん江
はじめまして、こん◯◯はぁ!
ようこそ、ようこそ。
早速サイト拝見させていただきました。
全編英語のサイトに一瞬だけ躊躇してしまいましたが、沖縄の独特の空気感がソコココに漂っていて、良い感じですね。
ボク自身のHDRIに対するアプローチは「如何にHDRIっぽさを無くすか」に尽きます。これがなかなか難しく、“如何にも”っていうイメージをいつも払拭できないでいます。
今後とも、どうぞよろしうに!(笑

にのみやさま、翻訳感謝です!
"Tonal Range"というのは、「相対的な露光条件と撮影結果のピクセル値から算出される、仮想的な濃度域」と理解しました。
Photomatixのトーン・マッピングはこの範囲を相対値(%範囲)で圧縮するため、レンジがショットごとに異なっていると仕上がりが揃わないぞー、と理解しています。
なので、どうせ揃わんのならと、テキトーにパラメタを変えながらマッピングします(でも結構何とかなったりして)。
もう少し研究せんといけませんね。

>shikanoさん江
前述の間違い、訂正しました。
ご指摘、ありがとうございました。

>Makotoさん江
HDRパノラママスターのMakotoさんのコメントが頂けて、とても嬉しいです!(笑
さすがに利用マニュアルまでは翻訳しようと思わないのですが(苦笑)、パノラマ関連の記述はやっぱし見逃せないです。
huginの様に開発段階で日本人が絡んでいると、あぁして日本語ローカライズもしてもらえて嬉しいのですが、殊製品ソフトとなるとそういうワケにもいかないのでしょうね(そういう意味ではPanoweaverは貴重な日本語ソフトです)。

今後も外国のパノラマ関係技術に関して、ちょこちょこ翻訳していこうと思ってます...が、この拙い英語力でどこまで通じるのか(しかもカメラ知識が皆無とくるし)...期待しないでね(笑)>ALL

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