Roundshot Super Digital II : Seitz
さあいよいよ今回から、更に1段高いレベルに上がります。とは言え、ラインスキャン方式の360°パノラマカメラの中では恐らく一番安いんじゃないかと思いますが。安い順にどんどん高くなっていきますよ!
前回紹介した「VR Drive Panorama Set」は市販の一眼レフカメラを使った自動化機材ですが、今回は同じ会社の製品で360°回転の専用機材です。それが「Super Digital II」です。

■ Super Digital II (8,670スイスフラン)
http://www.roundshot.ch/xml_1/internet/de/application/d438/d853/f473.cfm
見事なまでの専用機材の体裁です。
レンズは標準で装着されているものの他、4mm〜105mmの、Nikon/LeicaR/CanonFDレンズが使えます...汎用性ありますね。一応魚眼〜広角が使えるようです。本機は円筒パノラマ(Cylinderical Panoramic Image)を撮影する機材ですのが、ノーダルポイントを調整できるようにカメラそのものを前後させられるようにはなっているので、魚眼レンズを装着すれば、Equirectangular Image(全球パノラマイメージを平面に展開した画像形式)を撮影することも出来るようです(そこからCubic Converterなどを使えば、CubicVRに変換することも可能だと思われます。)。
1周の回転時間が最速で約20秒ということで、ちょっとゆっくりした感も否めないところです。高解像度を撮影するラインスキャンカメラの宿命でしょうね。その分、解像度は十二分に持っています。垂直方向2,700pxのラインセンサーが360°動くことにより、最大で水平50,000pxの画像を撮影することも可能です。これだけの情報量を持つパノラマデータが本当に必要なのかといえば、かなり疑問も湧いてきますが、これだけのスペックを余裕として持つことが、フルスクリーン系の高解像度パノラマムービーの品質に大きく関わってくるのだと言えるでしょう。
カメラは、基本的にPCで遠隔操作することになります。勿論、専用ソフトが付属されていますが、使えるOSはWindows95〜XP。Macには対応していません。
狭い場所(乗り物の内部、工事現場、遺跡、事故現場、被災地、etc.)などでの撮影には、こういう全自動の360°カメラは非常に強い武器になると思われます。そんな状況下での撮影現場を考えると、とてもプロフェッショナル性の高い製品と言えますし、その辺りが価格にもおもいっきり反映されています。今日現在の交換レートで793044.9円。約80万円ですね。ちなみにRoundshotの日本総代理店・よしみカメラでの「Super Digital II(日本語解説ページ)」の価格は966,000円(税込)となっています。
業務用途として最高性能のVR画像を必要とされている現場では必須となる“全自動パノラマカメラ”の中で、一番リーズナブルに入手できる機材です。購入計画を立てるとすれば、まず最初に候補に挙げられる機材ではないでしょうか?
PangeaVR free ★★★★★ |
PangeaVR Pro ¥2,300- ★★★★★ |
Cube World free ★★★★ |
Panorama ¥1,200- ★★ |
Pano ¥350- ★★★ |
PanoLabo free ★★★★★ |
PanoLabo Pro ¥600- ★★★★ |
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