養老天命反転地

 昨日一昨日は、私事でとっても忙しく仕事も休まざるを得ない状態。本当に疲れました。
 で、気を取り直してブログに戻ってみましょう...けど、今日の記事に予定していた原稿の許諾が未だ届いていないので、今日は公共施設でひとつ。

 あの現代美術家にして建築家・荒川修作&マドリン・ギンズの壮大な作品「養老天命反転地」のオフィシャルウェブサイトです。奇々怪々とした造詣の建築物と平衡感覚が麻痺してしまう歪んだ大地が「人」と「建築」の関わりを問い直す・・・なんて考えずに、純粋に“非日常”の異空間に躯を委ねることで生まれる新しい自分の感覚に酔いしれる場として老若男女(老人はヤバいか?!)問わず楽しめる、日本では例を見ない珍しい形態のアミューズメントパークですが、その公園内の雰囲気を、QuicktimeVRパノラマをふんだんに使って紹介しています。但し今回の紹介は、少々ネガティブなものになってしまうかもしれないことを予めご了承下さい。

養老天命反転地
心のテーマパーク 養老天命反転地
http://www.yoro-park.com/j/rev/map003.html

 サイト内にある「マップ」というメニューには、全体図と各施設の紹介をしっかりとしています。それに併設された形で、各施設から眺める風景を、QuicktimeVRパノラマでそれぞれ紹介しています。

 サイトデザインやコンテンツはそんなに古さは感じませんが、QTVRに関してはとっても古さを感じてしまうのは何故でしょう?
 このサイトが制作されたのは、どうやら2003年のようです(フッタの著作権表示から読み取りました)。その当時に制作されたQuicktimeVRパノラマ作品の例に漏れず、ムービーの画面サイズは400×300px。勿論、フルスクリーンVR作品が余り世に出ていない時代ですから、このサイズが標準だったのでしょう。またCubicVRの情報や作成Tips、作例も少なかったので、このサイトのVRも円筒VRです。その当時では、とても臨場感が伺えたコンテンツだったのだと思います。
 但し今の視点で見てみると、フルスクリーンのCubicVRがかなり大勢を占める昨今のQTVR業界の流れからすると、この小画面から出てくる円筒QTVRは臨場感はとても乏しく、むしろチープ感が漂ってきます(写真が白っぽく、強めにシャープネスがかかっていることも、一端なのでしょう)。

 この事からもQuicktimeVRという技術は未だに進化しているんだなぁ、と改めて考えさせられました。仮想現実(Virtual Reality)をPC上に構築する目的だったQuicktimeVRですが、その目標である“究極のVR体験”に行き着くには、まだまだ色んな表現方法を模索しなくてはならないのでしょう。その過程を垣間見えるコンテンツとして、とても意義深いものだと思いました。。

 ...余談ですが「養老天命反転地」そのものは、絶賛に値する本当に良い空間だと思います。ボク自身大学は一応、建築系学部の出身なので、後輩たちは何人も訪れていて、その度に「一度は体験してみるべきですよ!」「楽しかったっすよ〜!」と、余り否定的な感想を聞いたこともないところです(或る友人は「意外と狭いし、作りもちょっとチープやけどなっ!」と。これもまた当たってるんやろうと思います)。で、ボクなんですが、実は未だ訪れた事が無いんです。いつも行けるタイミングで、別の用事が入ったりして、既に3回ぐらい振られています。なんだかなぁ...。このブログに紹介したことがきっかけで縁が出来たら、嬉しいなぁ。
 皆さんも、是非このサイトで“勉強”して、「養老天命反転地」行ってみて下さいね!

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