パノラマ写真の手始め

 QuicktimeVRムービーを作成するのには何も難しい知識は必要ありません(ちょっとは要りますけど)。どちらかというと“力業(ちからわざ)”を何とかして精度を高め省力化するかが注力するところと考えられます。

 QTVRパノラマの原点は、自分の躰を軸にして同じ高さで水平方向に躰を回しながら写真を撮ることから始まります。その時、直前に撮った写真と1/3ほど重なる程度に躰を回して撮ると、繋ぎ合わせる(専門用語で「ステッチする」と言います)時におよそスムーズに合わさります。写真を横長に撮ったら8〜12枚、縦に撮ったら14〜24枚程度撮影で1周分になります。それをMac又はWindowsPCに取り込んで、ステッチソフトで1枚の横長パノラマ写真に繋ぎ合わせ、それを変換ソフトでQuicktimeVR形式に変換します。すると出来あがり!・・・ほぉ〜ら、簡単でしょ?!

 でもねぇ、これが全くの力業なんですよ。“だいたいは”うまくいくんですが、精度がねぇ・・・やっぱり手ブレで写真がボケたり、写真同士のつなぎ目が合わなくてモロわかりになったり、カメラが重いので水平方向に同じように撮ってるつもりがどんどん下向いてるのでムービーの高さが少なくなったり(結構あるんだ、これが)・・・この精度が無いと、次の行程であるステッチソフトでの微調整がとっても面倒なことになるんです(まぁ、これも作業としては楽しいんですが)。

 なので、大量にしかも正確に撮ろうと思ったら、やっぱり専用回転雲台と目線の高さまで保持出来る三脚(臨場感を考えると目線の高さで撮るのが一般的です)、そしてQTVR専用ソフト(たいていステッチと変換が一緒になってます)を入手するところから、始めるのがイイんじゃないでしょうか?
 どんな撮影機材が必要かは、毎週火曜日にお届けする「3.wed:パノラマ撮影機材」でどんどんご紹介していきます。そちらをご覧下さい。
 また制作ソフトに関しては「2.tue:QTVR用ソフトウェア」を参照して下さい。有料のは勿論、無料のソフトも紹介していこうと思っています。


 ・・・でもそんな機材なんか使わず、その力業感が好みであれば、上記のような要領でまずは自分の体を回して撮ってみて下さいな。そこから生まれるパノラマ写真を見るだけでも、結構感動がありますよ!さぁ、お試しアレ。

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