2011/11/25 : 芸術の都

赤松正行《Okeanos Buoys II》2011 - 京都芸術センター

昨年の2月に招待されてiPhone開発系の或るパネルディスカッションに参加させていただいたのですが、その時にご挨拶することが出来たのが、メディアアーティストとして国際的に活躍している、IAMAS(岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー)の赤松正行教授です。Twitterでも絡ませて頂き、有り難いことに"知り合い"と呼んでも差し支えない方だと思います。

その赤松先生が京都で展覧会に出品されるということを聞き、久々にインタラクティブアートに接する機会ということで、ワクワクしながら伺いました。赤松先生のことですので、空間を使った面白い展示をされることは予想されたので、パノラマ撮影をさせて欲しいとお願いしたところ、許諾を頂きました。展示会場には他の作家さんの作品もありますが、他の人も非商用であれば問題ないということで、一応、作品の肖像権は各作家さんに帰属するということだけを明記しておこうと思います。

そこで撮影したのが、本日のパノラマです。

空中に浮かぶ青いスクリーンは、iPhone3GSです。これを会場の天井から幾つも吊るして2列を成しています。
iPhone上で動いているのは、赤松先生が独自で開発したアプリ「Okeanos」です。
AppStoreでダウンロードできますので、ぜひ体験してみて下さい。


Okeanos (iTunes AppStore ) ¥85-

2010年に韓国で発表されたインタラクティブなサウンドインスタレーション作品「オケアノスのブイ 〜 10億の光と音」の続編となります。

※2010年韓国での展示会の映像

アプリを起動し、スクリーンにタッチすると、箇所により様々なノイジーな音とそれに反応する光が発生します。タッチし続けることで、音楽のような動きを奏でることが出来ます。
そしてココからがiPhoneの本領発揮です。各デバイスはネットワークで繋がり、別のiPhoneでタッチされたアクションに呼応して、何も触らなくても音を鳴らすことが出来ます。もっと言えば、このネットワークは展示会場内のLANだけでなく、インターネットに繋がっている全てのiPhoneにインストールされた「Okeanos」アプリケーションから鳴らすことが可能です。展示会場内の音は、来場者がその場でタッチした音だけでなく、世界中で何も分からずに"弄っている"音も含まれます。世界中でインストールされている「Okeanos」アプリがもたらす偶発的な音と光の一体感が、時には不安を感じさせ、時には非常に心地よくもあります。

自身の作品のためのiOSアプリ開発を最近の活動の中心に据え、前衛音楽やメディアアートの領域で非常に勢力的な活躍をされている赤松先生の活動は、今後も非常に興味深く見て行きたいと思います...し、お近くで展覧会が開催される機会がありましたら、ぜひ会場まで足を運んで"体験"していただけたらと思います。

<参考>
Okeanos Buoys | akalogue
オケアノスにブイを放って|Column|AMeeT

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