published by Akila Ninomiya (design studio "PENCIL")
以前「QTVR Diary」の9月20日の記事でもご紹介したんですが、現在、京都九条にある「東寺(教王護国寺)」の境内にある食堂(じきどう)で開催している「オリンパス フフォトパス写真展」に、初日の昨日伺って来ました。
オリンパスオーナーの写真投稿コミュニティサイト「FotoPus」の中で、ユーザー同士がランキングを付け、2008年12月までのランキング上位の作品を掛け軸に仕立てて、世界文化遺産の東寺食堂で展示してしまおう!というなんとも豪気な企画展です(笑
展覧会会場としては余りにも広く高い食堂のスペースの東面を全て使って展示されていましたが、作品ボリュームも適当で導線も見やすく、作品の陳列順序にもリズム感が適度に有り、飽きずにグルっと見渡して、しかも何度も巡回できる気軽さは、企業企画モノの展覧会としては非常に優秀だと思います。東寺食堂の雰囲気を案外壊してないのも好感が持てました。
実際に軸装された写真は、文化財デジタルアーカイブの実績豊かな「株式会社アーテファクトリー」の特殊な技術で和紙に出力されたもの。柔らかい雰囲気の写真が向いてるのかと思いきや、意外とピーキーな写真でもシャープネスの効いた緊張感漂う雰囲気が表現され、和紙の底力を思い知ります...というよりは、印刷技術がスゴイんだと思います。
そんな展示で非常に興味深かったのが、軸装に使う"裂(きれ)"の選定。会場にいらっしゃったアーテファクトリーの山下さんに伺ったところ、裂は全て山下さんが洋物生地商で厳選を重ねて入手したものを使用しているとのこと。時代物の裂を使用すると"モノ"としての存在感がありすぎて、写真が負けてしまうのだそうです。それでも写真の雰囲気に合わせたリズミカルなパターンの裂などの使用は、非常にカジュアルな雰囲気を醸しているので、現代の住宅事情に非常にマッチしたインテリアアクセサリとなること間違いナシです。収納がとてもコンパクトになるのも魅力ですよね。和紙を使ったことで"巻き"にも耐えますので、気軽に使ってもらえたらイイなぁ。
そういえば掛け軸って縦長じゃないですか。そうすると、縦型パノラマ写真を飾る方法としては、非常に興味深いフォーマットになるんじゃないかな。とっても細長い縦長パノラマ写真を出来るだけ細く掛け軸に仕立てると、壁の柱にもかけられて、和洋問わずマッチするんじゃないかなと思ったりするワケです。
今回の展覧会に併せて、アーテファクトリーの「プロフェッショナル・プリント・サービス」に、軸装サービスも開始されました。
ボク自身が企画しているパノラマ展覧会の作品の試作として、近いうちに仕立ててみようと思います。
ボクの好きなミナ・ペルフォネンやマリメッコの生地で仕立てると、どうなるんやろう...今からワクワクしてきます!
ところでアーテファクトリーと言えば、ボク自身が一昨年よりずっとお世話になっている「PANORAMAar」のプロモーション企画会社としても「QTVR Diary」では何度もご紹介してきました。今回のムービーは、本来撮影禁止の食堂の中を、展覧会会場限定という規制の中で、特別に許可を頂き撮影させていただきました。いやぁ、ご縁があるって有難いなぁ(笑
入場無料なので、会期中何度も訪れることが出来ます。
恐らくボクも、あと1、2回は訪れることと思います。
ぜひ色んな方にご覧いただきたい展覧会です。お気軽に訪れてみては如何ですか?
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オリンパス フォトパス写真展
■ 期間
2009年1月17日(土) 〜 2月1日(日)
9:00〜16:30
■ 場所
東寺(教王護国寺) 食堂(じきどう) 入場無料
京都府京都市南区九条町1
■ アクセス
JR 京都駅から徒歩約15分
近鉄 東寺駅から徒歩約5分
京都市バス:
・東寺東門バス停下車 すぐ
・東寺南門バス停下車 すぐ
・九条大宮バス停下車から徒歩約3分
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